12/4(土)に恒例の林家たけ平師匠の落語独演会が代官屋敷・山口家住宅にて開かれました。何時ものように冒頭は観客との軽妙なやり取りから入り、天国へ誘う「ご血脈」により皆天国へ行ってしまい、閻魔さまが地獄へのお客様がこないと嘆いている。という楽しいお話。本題はどうしようもない酒飲みの棒手振り(天秤を担いて魚などを売り歩く)が、酔いどれ気分で芝浜で拾った42両入りの財布を夢と思い込ませる妻の機転により、3年後の年末は借金取りから逃げ回っていた棒手振りの夫が、穏やかに人の気持ちを思う年末を迎えられるようになり、奥様に心から感謝する。という年の瀬に相応しい人情噺「芝浜」でした。
年別アーカイブ: 2021年
211205 べったらの本漬け
2021年(令和3年)12月5日伊勢原の畑ではもうすでに霜が降りているようです。昨日雨岳文庫さんの大かまどをお借りして作った甘麹を、塩漬けしておいた大根と合わせます。べったら漬けの本漬け作業です。
緑色が少なくなってきた畑の風景となりました。
211204 雨岳文庫さんのかまどでべったら漬の発酵作業
2021年(令和3年)12月4日 ポカポカ陽気で良いお天気に恵まれました。江戸時代から続く山口邸のお外にある大かまどをお借りして米麹の発酵作業を行います。
山口邸奥にある離れの静かな佇まい。梅畑の下の菜の花にはミツバチが飛び交っていました。
210202 山口家住宅での落語会のご案内です。
211128 庭の整備
211128 山口家住宅外庭のハナレでの朗読会です。
11/24(水)の山口家住宅外庭のハナレ「元鈴木喜三郎邸」では「手毬会」の皆さんによる「朗読会」が開催されました。会員8名が参加されましたが、童話作家で直木賞も受賞されている江國香織さんの作品「つめたいよるに」に収録されている短編から四編を4名の会員が一編ずつ担当し、朗読しました。朗読は、登場人物を情感豊かに語り分けるなど、聴いていてその情景が目に浮かぶようで、心に染み入るようでした。主催者の中尾様は、開演の挨拶で「一つ一つの作品の余韻を楽しんでほしい」と話されましたが、一編の朗読が終るごとに軽音楽を流されて、しばし朗読作品の余韻の中に身を置くことができました。
211127 西富岡の畑で練馬たくあん大根収穫
2021年(令和3年)11月27日、大山が青い空にくっきりと見えています。広い畑で、秋の収穫時期を向かえた野菜たちと向き合うのは、とてもリッチな気分になれます。
例年、たくあん用大根の種まきは9月の中旬に行い、80日前後を収穫時期としています。が、今年は湿害もなくすくすくと育ち、急遽予定より1週間早めの収穫としました。 続きを読む 211127 西富岡の畑で練馬たくあん大根収穫
211126 晩秋の矢倉沢往還を歩きました。
雨岳ガイドの会では昨日11/25(木)、12/18(土)に予定している「(善波)太郎の古道と谷戸に佇む寺社を訪ねる」ウォークの下見をしてきました。江戸時代以前は古東海道として、江戸時代以降は東海道の脇往還として重要な役割を果たした矢倉沢往還のここ善波地区の姿は、現在もその面影を残す貴重な道です。昨日は落ち葉が絨毯となっているこの道と、善波太郎重氏に縁が深い三島神社と、14世紀南北朝時代に造られ伊勢原市の指定重要文化財となっている薬師さんを本尊とする勝興寺のルートを確認してきました。
211120 西富岡の畑で大くら大根収穫
2021年(令和3年)11月22日(土)、連日いいお天気が続いています。西富岡の畑は朝から野良仕事に励む面々が張り切って集合しています。東名高速道路が大山の左手にすっかり馴染んでしまいました。 続きを読む 211120 西富岡の畑で大くら大根収穫
211120 善波太郎と近藤如水の故郷の地を歩きました。
本日11/20(土)は恒例の雨岳ガイドの会主催の文化財ウォーク「善波太郎と近藤如水を訪ねて里山を歩く」を行いました。普段は拝観できない仏像・壁画に出会ってきました。天候も晩秋の秋晴れ、枯葉を踏みしめる音も心地良い一日でした。掲載写真には出てきませんが奈良時代の条里制の口分田の面影が残る農道では、当会の顧問から大山・登尾山古墳・箱根連山・伊勢原断層・大磯丘陵を見渡しながら説明をさせて頂きました。