山口家の歴史資料としては、旗本領地代官所として作られた国登録有形文化財の山口家住宅と、2万点に及ぶ文書史料になります。建物は幕閣に近い旗本間部氏の地代官所として改造されたもので、質の高い障壁画を始め多くの歴史的資料が残されています。
特に2階の座敷は領主間部氏の休息所として殿様の意見も入れて後から作り込んだもので、随所に精巧な細工が施された凝った数寄屋造です。以下、お殿様の二階の部屋の写真です。
特に2階の座敷は領主間部氏の休息所として殿様の意見も入れて後から作り込んだもので、随所に精巧な細工が施された凝った数寄屋造です。以下、お殿様の二階の部屋の写真です。
障 壁 画
床の間
柱の節に松や梅型の埋木
欄 間
火事装束(山口家の家紋がついている。代官として指揮を取った)
文書史料としては、大別すると次の様になります
1. 上粕屋村(現、伊勢原市上粕屋)の地方史料
2. 旗本間部家および間部家地代官史料(雨岳文庫データーベース)
3. 明治前期の自由民権史料(雨岳文庫データーベース)
4. 明治・大正・昭和と三代に亘る衆議院議員の国政史料
(明治期は訴訟委員、大正期は帝国農会系、昭和前半(終戦前)の産業組合、大政翼賛会系)
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