230708 西富岡の畑で野良仕事

2023年(令和5年)7月8日(土)雨の確率50%の予報でしたが、曇り空の下18名の会員が集まっての野良作業です。この時期、大地の植物達は一斉に生育してきます。我々に都合の良いものだけを残し、あとはひたすら除草を頑張ります。

今日の作業は①里芋へ液肥。②ネギの植え付け。③枝豆部分収穫。④キャベツ収穫。⑤大根収穫等の作業です。除草は改めて言葉にすることもなく頑張ります。

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230703 山口家住宅離れの貼付け壁の修復が完了

代官所の設えを持つ山口家住宅には主屋の完成後に増築された「宮様の離れ」があります。陸軍の演習場に来臨された梨本宮・李王殿下・閑院宮ほかの宮様方をお迎えするための茶室風の離れです。この部屋の壁は柔らかい雰囲気を醸し出す「貼付け壁」になっています。しかし年月を経て痛みが激しくなっていましたので、宮大工の内田工務店と「貼付け壁」の技術を持つ守谷表具店の力により、この5月に修復が完了しましたので紹介します。「貼付け壁」は主屋の「書院の間」が2020年8月に、2021年6月に主屋2階の主室(「通称殿様のお部屋」)が修復され、今回の修復が3回目となります。

▼「貼付け壁」修復後の「ミヤサマノオヘヤ」(通称「宮様の離れ」)です。
床の間の壁の四隅は「四分一」と呼ばれる細い木で止められ締まった表情で、
土壁に比べて優雅な雰囲気を醸し出しています。

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230703 山口家住宅の屋根が塗り替えられました。

雨岳文庫山口家住宅は現在の地に別な場所から明治2年に曳家をされてきました。曳家時の屋根は瓦葺でしたが、100年前の大正12年の関東大震災の時にこの瓦が滑落してしまいました。このためトタン葺きとなりましたが当時のトタン板は輸入品で高価なものでした。塗料もコールタールという、コークスを製造する時に得られる副産物で高い防錆性、防蝕性を有するもので塗られていましたが、この5月に、大震災後の屋根と同じこの塗料で主屋の屋根が塗り替えられましたので紹介します。

▼屋根にコールタールを塗るために、先ずは塗装職人さんを支える親綱の取り付け
を宮大工さんが行いました。

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