「雨岳文庫」カテゴリーアーカイブ

250904 雨岳文庫ニュース2025年9月号(第40号)を発行しました。

今年の夏も猛暑が続き、観測史上最高気温が更新されたというニュースを多く目にしました。各地では、花火大会や夏祭りなど、日本の「夏の風物詩」が、近年の猛暑や異常気象の影響から春や秋の開催へ変更される動きがあるとの報道もあります。そのような中で、雨岳文庫でも一部の事業を中止したものもありますが、この夏も様々な事業を活発に行ってきました。

当法人の活動は、今年11月には11年目に入ります。今後も山口家住宅や雨岳文庫周りの自然環境の保全・管理、調査・研究、公開・活用に積極的に取り組んでまいります。

→ ニュース2025年9月号(第40号)

理事会・評議員会の主な議事報告

■令和6年度会計 ※千円を四捨五入

◆収 入(合計:670万円)

・見学料(18万円)

・一般寄附金(含、募金箱寄附)(159万円)

・収益事業代行による特別寄附金(461万円)

・文化庁補助金(32万円)

 ほか

◆支 出(合計:670万円)

・山口家住宅リフレッシュ計画Ⅱ(“土間の復元”に向けた作業)(206万円)

・環境整備(樹木の手入れ等)(28万円)

・歴史資料の調査・研究、イベント資料印刷・消耗品ほか(52万円)

・保険料(ボランティア、建物共済)(30万円)

・電気代(28万円)

・山口家住宅修復積立資金繰入金(200万円)

 ほか

 

■令和6年度実績

◆開館日数(研究・学習会、イベント、公開等)

240日

◆利用者数

①一般利用者 2,300人

・イベント等参加者 1,358人

・見学者 942人

②雨岳文庫関係者(友の会会員等)1,839人

・研究 ・学習会、イベントスタッフ1,661人

・見学者の案内従事者178人

 

■令和7年度の事業計画など

○山口家住宅や山口家文書などの歴史資料や雨岳文庫周りの自然環境の保全・管理、調査・研究、公開・活用に関する事業に継続して取り組むほか、特に子どもを対象にした事業の充実を図る

ご寄附のお願い

雨岳文庫では、今後の山口家住宅の改修・復元に向けた資金の積み立てなども行っておりますが、収益事業を行っていないため、諸活動は皆様からのご寄附に支えられています。つきましては、当財団の支援ために、ご寄附をお願い出来れば幸いです。3千円以上のご寄附をいただいた皆様には、「雨岳文庫 友の会」の会員として、入館料免除、イベント情報のご提供をいたします。なお、公益財団法人へのご寄附は所得控除の対象となります。 

 

「秋の特別公開」などのスタッフ募集!

11/2.3に計画している「山口家住宅 秋の特別公開」のスタッフを募集しています。

○お客様への対応、○資料の展示作業など

です。ご協力いただける方は事務局まで、電話かメールでご連絡ください。よろしくお願いします。

250811 山口家住宅は明日12日から16日まで休館です

平素は雨岳文庫山口家住宅を活用いただき有難うございます。

雨岳文庫山口家住宅は明日12日(火)から16日(土)まで休館(お盆休館)となります。

17日(日)は通常通り主屋案内と企画展「北斎双六を歩く」展示を行いますので、どうぞご来館下さい。

     公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)

250802 公開講演会「山口家のお茶の歴史」のご紹介

8月2日(土)雨岳文庫山口家住宅で開催された公開講演会にて財団の津田専務理事から「山口家とお茶の関わりの歴史」が語られましたので紹介します。
講演は山口の歴代と家紋の話しから始まり、日本へお茶が伝わった経緯、明治になり国が繊維に代わる輸出品としてきたことを背景に、山口家のお茶への関わりの経緯が7代目当主左七郎の日記から語られ、昭和期の山口家の製茶については11代山口家当主ご夫妻からの聞き取りをもとに具体的なお話をいただきました。12名の方が参加されました。

▼以下に公開講演会の模様を写真にてご紹介します。

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250731 古民家での楽しい夏休みのひと時のご紹介

7月18 日の雨岳文庫HPにて「昔ながらの梅の土用干し体験」イベントの紹介をさせていただきました。→古民家で梅の土用干し体験
このイベントは7月21日から8月1日の期間、週日の午前中に開催され、明日で終わります。
梅干し体験活動はすでにHPにても紹介されていますが、梅干し作業が終わった後の楽しいひと時に撮影された写真を、ご家族の方からいただきましたのでご紹介します。

▼先ずは山口家住宅の庭で行われた「スイカ割」です。手にしているのは本物の「木刀」です。歴代のご当主が使われたものでしょうか?

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250730 公開講演会のご案内

8月2日(土)に予定されている雨岳文庫主催の公開講演会が三日後となりました。テーマは「山口家とお茶の関わりの歴史」です。講演内容は11代(現)当主ご夫妻のお話しから「昭和中頃の製茶の状況について」、明治期には「お茶が生糸に次ぐ輸出品になったこと」、このお茶は「平安時代に唐から伝えられたこと」などが、8代当主左七郎の日記や歴史書から紐解いて、当財団専務理事の津田政行から語られます。

講演の詳細は添付のチラシをご覧ください。

*この地域のお茶の歴史を知ることが出来る貴重な機会です。

 皆様のご来場をお待ちしています。

250720 雨岳文庫主催の公開講演会のお知らせ

8月2日(土)に予定されている雨岳文庫主催の公開講演会が2週間後となりました。テーマは「山口家とお茶の関わりの歴史」です。講演内容は11代(現)当主ご夫妻のお話しから「昭和中頃の製茶の状況について」、明治期には「お茶が生糸に次ぐ輸出品になったこと」、このお茶は「平安時代に唐から伝えられたこと」などが、8代当主左七郎の日記や歴史書から紐解いて、当財団専務理事の津田政行から語られます。ご期待下さい。

*皆様の参加をお待ちしています!

250718 雨岳文庫で梅の土用干し体験・夏休みのお勉強

さて、来週の月曜日(7月21日)から再来週の金曜日(8月1日)までの2週間の平日の午前中、山口家住宅の前庭とチャノマを使って、昔ながらの梅の土用干し作業を体験したり、古民家で夏休みの宿題などをしながら、夏休みのひと時をゆっくり過ごす機会を設けます。
なお、一日だけの参加でも良いですし、毎日参加しても構いません。