今年も年末を控えて玄関先に花の鉢をいっぱい飾っていただきました。パンジー、ハボタン、桜草です。

1.情報共有活動
大掃除優先のために今月は無しとしましたが、清掃活動前後に以下の情報交換がされました。
・春の梅の季節に「春の特別公開」が予定されていること。(津田様)
・佐助様の『富士登山日記』のメモの解読が古文書講読会で予定されたこと。(田中)
・今回の清掃活動では「御用提灯」が損傷したため、今後この提灯の展示について。(協議)
(破損状態の写真を添付)
2.清掃活動
*今回は清掃活動に集中しました。
例年のようにチャノマの糠拭きを優先しましたが、清掃活動の状況は写真を参照ください。
写真にはありませんが下記の箇所の清掃も行われました。
・2階の床の間の糠拭き。
・1階の書院の間と宮様の部屋の床の間の清掃と糠拭き。碁盤も綺麗になりました。
・式台の内外の清掃。
・箱階段の糠拭き。
*今回も注意すべき点を発見。
黒柿の西楼棚の板の表面に傷がついている。置物の移動に注意が必要。
(傷状態の写真を添付)

11月8日(土)、午後2時から4時まで、伊勢原シティープラザ・ふれあいホールを会場に前川喜平さんの講演会を行いました。一昨年に引き続く講演会でした。
戦後80年という節目に改めて、今日の国の姿、私たちの暮らしなど近現代史の視点で見つめてみようという思いで実施したものです。
少なくとも国内で310万人もの犠牲者をだした戦争体験者が少なくなってきています。命や平和の尊さをかみしめる機会になり、質疑をふくめ熱気あふれる講演会になりました。
民権講座開催に当たり、多くの方がたのご協力いただき、誠にありがとうございました。

講演中の前川さん。演題横のお花は雨岳文庫よりお借りいたしました。

ふれあいホール一杯の参加者。
今日は比々多小の皆さんが雨岳文庫の畑で、さつまいも掘りをしました。
広い座敷に荷物を置き、梅畑を超えて芋畑に入り、大きなさつまいもをたくさん掘りました。

9月28日、川崎の溝口周辺を歩きました。参加者25名。この地域は大山街道と府中街道が交差する交通の要衝で、旧宿場町の面影が少し残っていました。また、人だけでなく文化の交流地でもありました。画家岡本太郎の母・岡本かの子、第一回人間国宝・文化勲章受章の陶芸家濱田庄司は溝口生まれ、また漫画家手塚治虫のルーツも溝口にありました。
午前中は「大山街道ふるさと館」で「地域開発とその後の民権家たち―武相中央鉄道をめぐって―」のテーマで学習会。
午後から、地域の民権運動のリーダーだった上田忠一郎の旧居跡、江戸初期造られた大変古い農業用水・「二ケ領用水」、多くの民権家が眠る「宗隆寺」などを歩き、最後は「日本地名研究所・川崎市立地名資料室」でお話を伺いました。発見と実り多き民権散歩となりました。

この秋の雨岳文庫のイベントである、2025年秋の特別公開(11月2,3日)と、古民家探検2025(11月1日午後5時~)のチラシをご覧ください。古民家探検の家族募集中です。まだ余裕があります。
2025秋の特別公開古民家探検2025チラシ