「雨岳文庫」カテゴリーアーカイブ

240811 林家たけ平師匠の古民家での落語会

恒例の林家たけ平師匠(真打)による落語会が8月10日に開催されました。6月に続き第二回目の開催です。江戸末期の代官所の設えを現在に伝える歴史的建造物で語られる古典落語は趣のあるものです。今回の噺は「味噌豆」と「宮戸川」でした。共に軽妙で楽しい夏に相応しいテーマが語られました。「味噌豆」は大店の台所で作られていた味噌豆を巡る主人と奉公人の噺。「宮戸川」は今の墨田川にまつわる話ですが、その前編で日本橋の質屋の倅と船宿の娘の馴れ初めの話しでした。次回は12月21日(土)です。参加者は12名、スタッフ5名で行われました。たけ平師匠の聴衆を引き込む語りに魅せられ東京からも駆けつけて下さる方もおられました。

▼林家たけ平師匠の熱い語り写真3枚です。

続きを読む 240811 林家たけ平師匠の古民家での落語会

240707 「和装モデル撮影会」の紹介です

先月になりますが、6月18日(火) フォトユニット風花のフリーカメラマンおおばのりこさんが写真愛好家向けに「和装モデル撮影会」を開催されました。モデルは「京都きものPR大使2025」への就任が決まったフリーモデルのナミさん。6名の方が参加されました。

 この日の参加者はほぼ全員モデル撮影が初めてとのこと、はじめにおおばさんによるミニ講座が行われ、モデル撮影における注意点などが伝えられました。 そのあと写真撮影が始まると、浴衣姿のナミさんが次々と表情やポーズを変えていくのに合わせて、あちこちからシャッター音が鳴り響きました。撮影者はこの魅力的な被写体をどうカメラで切り取るか、それぞれ一生懸命考えながら撮影に取り組んでおられるようでした。

▼フリーカメラマンのおおばさんから送られた写真です。お楽しみください。

続きを読む 240707 「和装モデル撮影会」の紹介です

240629 公開講演会の模様を紹介します

本日6月29日(土)、山口家住宅にて「古代中国の兵法家と宮本武蔵」の公開講演会が行われました。山口家住宅の文書蔵に保存されていた宮本武蔵の落款がある掛軸について雨岳文庫の津田専務理事から、何故宮本武蔵が中国史に名高い兵法家である「齋太公望」と「漢諸葛亮」の漢詩を掛軸に書したのか、時代背景を含めて説明されました。聴講者は10名でしたが、普段は目にすることが無く、とても貴重な側面から光を当てた説明に多くの質問もなされました。

▼講演会のチラシです。

続きを読む 240629 公開講演会の模様を紹介します

240607 NHK文化センター主催の講座が開かれました

本日6月7日(金)、NHK文化センター東京支社・青山教室主催の「名建築・街並み深訪講座」が山口家住宅にて開催されました。本日の見学は講座受講生11名(うち女性が10名)、講師1名、係員1名の合計13名でした。お住まいは横浜、東京、千葉と広範囲でした。この講座はもう24年も実施しているとの事で、年齢層も若い方から年配の方までおられました。皆さん熱心に見学されていました。講師の方は東北芸術工科大学の歴史遺産学科教授の方でした。

▼講座にて来訪された方々です。2時間弱滞在されました。山口家住宅全体に関する説明を津田専務理事からされた後、2班に分かれ津田専務と雨岳ガイドの会の池田会員の二人で主屋の案内をしました。池田会員も集合写真に入れさせていただきました。

続きを読む 240607 NHK文化センター主催の講座が開かれました

240601 恒例の林家たけ平師匠の落語独演会です

台風一過、梅雨時ですが爽やかな6月初日の山口家住宅では、恒例の林家たけ平師匠(真打)の落語独演会が行われました。演目は「茄子(なす)娘」と「子は鎹(かすがい)」でした。共に人情味あふれるお噺を話しかけられた20人の聴衆は、すっかりは師匠の虜になっていました。古民家で聴く人情噺はとても良いものですね。

▼何時も聴衆の心に入り込んで噺をされる師匠です。

続きを読む 240601 恒例の林家たけ平師匠の落語独演会です

240526 梅林では青空おはなし会が!!

5月25日(土)雨岳文庫山口家住宅の梅林で「青空おはなし会」が催されました。おはなしばる~んはコロナ期に感染から子どもたちを守るため、青空おはなし会を雨岳文庫の梅林下で行わせていただきました。その後も好評の声にお応えし、本日で11回を重ね、参加者は子供9人、付き添い9人の計18人を、スタッフ6名でお迎えしました。小鳥のさえずりと、赤いユニホームの会員の紙芝居などを読む声が青空に響き合います。土曜日はことのほかパパの参加が多く、ゴザの上に穏やかな笑顔が広がり平和そのものでした。(おはなしばる~んからの投稿です)

続きを読む 240526 梅林では青空おはなし会が!!