5月27日、山口家チャノマにおいて相模人形芝居「林座」の公演が行われました。参加者は22名。土間に設けられた席いっぱいの人でした。
演目は 傾城阿波の鳴門 巡礼の段です。人形芝居は3人の人形遣いが、人形を操ります。人形はまるで魂を吹き込まれたように生き生きと動きます。父母を探し求める娘お鶴の父母を思う気持ちと、娘を巻き込んではいけないと、真実を伝えずに帰るように勧める母の心情が涙を誘います。皆さん芝居の世界に引き込まれていました。
また特別出演として錦心流琵琶一水会の会主田中井琇水さんによる琵琶の演奏が行われました。就学前後のお子さん2名の参加があったので、琵琶の演目は子供向けの文福茶釜と大人向けの小栗栖でした。小栗栖は明智光秀が本能寺の変の後、落ち延びていく途中土民により竹やりで刺される場面です。お子さんには難しい内容でしたが、二人とも騒がずにいい子にされてました。 終了後、人形にじかに触れる体験ができ、琵琶のお話も聞けました。
人形芝居も、琵琶演奏もなかなか目にする機会が少ないものです。東京まで出ていかなくても近くで見ることができれば、もっとファンが増えるのではないでしょうか。座長さんが仰っていましたが、後継者不足が問題だそうです。古典芸能を大事に守っていきたいものです。
▼前文は公演に参加された方からの投稿ですが、4枚の写真も頂きましたので掲載します。
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2023年(令和5年)6月4日(日)前日の土曜日は活発な前線の影響で激しい雨が降りましたが、今日は抜けるような青空です。
梅は全部落ちてしまっているのでは?と心配しましたが、ご覧の通りタワワに実っていました。
続きを読む 230604 『梅狩体験』から西富岡の畑で →
今年も伊勢原市から頂いた夏の花を二の鳥居のまわりに植えました。
続きを読む 230604 二の鳥居まわりに花植え →
5/31(水)、外庭の離れ「旧喜三郎邸」では「朗読会」が開催されました。以下に開催者からのメッセ―ジを写真とともにご紹介します。
”本日おかげさまで「手毬会小さな朗読会」を無事好評を頂き開催できました。ぶどう色の雲でしたが雨降りにはならず、小鳥の声が響く緑の木立、その中に佇む離れ、締め切っても涼しい障子の空間には朗読者の声に乗った物語が揺らぎながら立ち昇るのでした。終了し時計を見れば1時間40分を示す時間に、日常を超えた何かが生まれていました。聴く人語る人の呼吸は回数を重ねる毎に響き合うようです。今回の来場者はほとんどが長年のご愛好者です。
プログラムの新美南吉と宮沢賢治のそれぞれ2作は、大人のための童話でした。全15席をウィズコロナになり間隔を狭めて、休憩時間にがらがらと開け放ち換気に注意を払えば、朗読空間は理想的に。
ご来場者数11名(そのうち男性4名)。スタッフ兼ねた朗読者4名。計15名。
続きを読む 230602 「小さな朗読会」のご紹介です。 →
サツキが満開、アジサイが咲き始めました。楓の実が赤く色付き、下にはドクダミの花が。
続きを読む 230531 初夏の花・サツキ・アジサイなど →
山口家の大屋根の塗り替えが終わりました。この屋根は関東大震災の後、瓦から大波のトタン(輸入品)に変えました。3~4年に一度コールタールを塗り替える必要があります。以前は大山のとび職がやっていましたが高齢で、今回は小田原のとび職の人(小田原城の屋根にも登っている)がやってくれました。
続きを読む 230528 大屋根の塗り替えが終わりました。 →
5/27(土)は雨岳文庫山口家住宅の主屋では国指定重要無形文化財の相模人形芝居と薩摩琵琶の公演が行われていましたが、梅林では「おはなしばる~ん」の皆様による「青空おはなし会」が開催されました。主催者から「青空おはなし会」の様子が写真とともに送られてきましたので、以下にご紹介します。
5組15人の方が参加され、大人8人、子ども7人、うちパパ4人の参加はいままでで最多です。最高の5月晴の梅林にゴザを広げ、いよいよおはなし会が始まると、紙芝居に光と影が差しました。戸外ならではの見え方です。会員のおそろいのTシャツが緑の濃くなった梅の木々によく映えて、次々に絵本を読む声も風に乗ります。若い一人のママが「ばる~んの方たち落ち着い読まれる声は、私たちにはまねできない」と。風の声、葉っぱの声、鳥の声も一緒に和やかな笑顔があふれました。5人のスタッフで対応させていただきました。
▼先ずは木漏れ日の中、子供たちとの語らいの写真です。
続きを読む 230528 5/27の青空おはなし会のご紹介です。 →
雨岳ガイドの会では6/17(土)に予定されている文化財ウォーク「池端から下糟屋」の下見を5/25に行いました。6/17のウォークが安全で楽しいものであり、できれれば新たな発見をしていただけることを願って実施しました。ウォークの詳細は添付のチラシをご覧ください。激動の幕末に蝦夷の安穏を願った僧、天保の改革を手掛けた重要人物の居蹟、太田道灌に関わりの深い寺、有形・無形の文化財を生み出してきた高部屋神社など見どころ満載のコースです。少ない写真ですが下見時の写真を幾つか紹介します。
コース紹介のチラシ ⑨ちらし⑫池端~下糟屋
▼伊勢原駅近くの金山公園を出発し、小田急線沿いの通りの大きな起伏は地殻変動によってできたものであることを勉強しています。
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五月晴れの中、中庭の草取りや庭木の剪定、剪定枝のチッパーや梅畑の草刈など。
続きを読む 230528 庭の草取りなど →
2023年(令和5年)5月20日(土)先週の土曜日が雨だったために、1週間遅れの空豆収穫パーティーになりました。が、空豆はまさしく食べ頃、新玉ねぎや結球レタスもシャキシャキで収穫出来、採れたて野菜が勢揃いしました。
続きを読む 230520 西富岡の畑で空豆収穫Party →
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