去る2/18(土)、雨岳ガイドの会では、各地からの大山道が集束する上粕屋を歩きました。一般参加者21名とスタッフ13名とで、素晴らしい天気のもとのウォークでした。
▼昔から安産守護で名高い子易明神の社殿の前のナギの木の説明をしています。普段はなかなか目にすることの無い、ナギの木の実、竹の葉に近い葉脈を有する小枝、実物にての解説です。
去る2/18(土)、雨岳ガイドの会では、各地からの大山道が集束する上粕屋を歩きました。一般参加者21名とスタッフ13名とで、素晴らしい天気のもとのウォークでした。
▼昔から安産守護で名高い子易明神の社殿の前のナギの木の説明をしています。普段はなかなか目にすることの無い、ナギの木の実、竹の葉に近い葉脈を有する小枝、実物にての解説です。
梅園の梅の花が満開の雨岳文庫山口家住宅・書院造の間では、昭和初期のお雛様が飾られています。昭和8年のお雛様は男雛と女雛の座る位置が、現在とは逆になっており、女雛の被る冠はとて手の込んだものです。ご覧ください。
▼昭和8年の女雛が被る冠はとても良い造りです。
山口家住宅のドマには写真のような大きな茶壷が置かれています。昨年の晩秋に壊れてしまいそのままになっていましたが、雨岳文庫の学芸員である諏訪間伸氏により修復が完了しました。諏訪間伸氏は発掘による土器修復を手掛けられており、その腕前を以って修復がなりました。
▼修復がなり元の姿に戻った茶甕です。包帯が巻かれ痛々しい姿ですが甦りました。
雨岳ガイドの会では2/18(土)に「上粕屋(雨岳文庫)周辺」ウォークを予定しています。このウォークが参加される皆様にとって楽しいものとなるように1/26にウォークコースの下見を行いました。ウォークの詳細については下記の添付ファイルをご覧ください。
▼安産祈願に馴染みの子易明神です。県重文の「美人図絵馬」と市指定の「なぎの木」もあります。
山口家住宅はお正月の準備のために12/20(火)から休館に入りました。休館に入る19日(月)には、友の会・雨岳ガイドの会会員有志による総点検活動を行いました。今月の活動は正月飾りが具えられる神棚があるチャノマの大掃除としましたので以下にご紹介します。なお山口家住宅の開館は年始の1/8(日)となります。
雨岳ガイドの会・定例の文化財ウォークでは12/17(土)、紅葉と霊気織りなす日向薬師を31名の参加者と11名のスタッフにて3班に分かれ歩きました。日向薬師はかって霊山寺と言われ奈良時代に僧・行基により開創された名刹です。1300年の歴史を持つお寺で、日本三大薬師の一つです。NHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」の主役の源頼朝や妻の北条政子も参詣や祈願に訪れています。多数の国指定重要文化財が収納されている「宝殿」は撮影禁止でご紹介できませんが、趣のある参道や紅葉と常緑樹の織りなす風情と、歴史を語る仏像に参加された皆様は満足気でした。
▼平安時代後期に村上天皇によって奉納された歴史を持つ撞鐘のある鐘堂、堂横の幡かけ杉、その背景の紅葉、歴史と現代の織りなす粋な風情です。
初冬の天候に恵まれた12/11(日)の山口家住宅には伊勢原観光ボランティアの養成講座の皆さん10名の方々と、雨岳民権グループの展示見学に4名の方が来訪されました。養成講座の皆さんは英文の住宅案内書を手に石井講師による英語による説明のあり方を熱心に学ばれていました。民権グループの展示見学に来訪された4名の方々は、民権グループの岩崎会員の親族です。民権展示をしっかりご覧になられた後、主屋の書院の間にて自由民権運動を主導され後に貴族院議員になられた中島信行の扁額と、その妻中島湘烟の名筆をご覧になられました。
▼チャノマに展示されているの武具の英語での説明は?
11/25はおはなしばる~んの定例会をいつもの図書館から、秋の陽光に包まれた雨岳文庫で行いました。後半の勉強会は昔話研修です。「へっこきあねさ」「やまんばとがら」など7作を聴き合い、昔話の世界が場の力に支えられ心にしみました。この離れでは、18年前から数年間、プロの朗読家から毎月研修を受けた記憶が蘇り、会員達に新たなパワーが注がれた体験となりました。有難うございました。(研修を主催された中尾様からの投稿をそのまま掲載しました。)
▼4枚の掲載写真は会場となった山口家住宅外庭の離れ、旧東海道線下曽我駅から見上げる曽我山の中腹にあった昭和初期の政治家「鈴木喜三郎」邸の離れを移築した建物で撮影したものです。