5/5、こどもの日の今日は天候にも恵まれ多くの子供たちが雨岳文庫で楽しい時を過ごしました。「古民家であなたも うっかりアーティスト」と称し、山口家住宅の前庭のステージではキッズダンス、ワークショップとしてはシーグラスや陶芸・勾玉つくりが、ART展示ではアート教室にて自分好みの作品作りが行われました。また、離れの裏庭では水琴窟の奏でる透き通った音に聞き惚れ、江戸末期の設えの住宅見学では設えの良さに魅せられておりました。飲食ブースも好評でした。一般の方が152人、スタッフ36人、計188人が参加され、17人の子供が勾玉を作り、5人の方が主屋見学をされました。
順不同ですが、楽しい時を過ごされた方々のご紹介です。
▼ニンジンを題材としたお絵描きです。ちょっと変わった方法なので興味津々です。
続きを読む 230505 こどもの日の雨岳文庫の賑わいです →
せんみ凧つくり「第三部」は、凧つくりが一段落し、凧に塗られた塗料が乾くまでの間の11:30~12時に、山口家住宅主屋の奥座敷「書院の間」で「おあはなしば~ん」の皆さんによる「おはなし会」が行われました。この季節に相応しい題のお話「はないっぱいになあれ」、「空いっぱいの鯉のぼり」、「ふしぎな傘屋さん」が優しく語られ、その後にはクイズや言葉遊び、終わりにはお土産に「小さな可愛い鯉のぼり」と言葉遊びで使われた谷川俊太郎作の「あ」の、場面に応じて声を演じる「しおり」をいただきました。
▼絵柄から何の野菜かを当てるクイズです。子供たちは我先にと挙手し、その答えに、発想力/頭脳の柔軟さが見え脱帽です。
続きを読む 230503 凧の絵の具が乾燥するまでの間は「おはなし会」 →
せんみ凧つくり「第二部」は、午前中に作られた唯一無二の自作のせんみ凧あげ風景です。雨岳文庫山口家住宅横の草原の駐車場では子供たちと両親が助け合って凧あげに挑みました。
▼できたばかりのせんみ凧が山口家住宅の上空を元気よく飛んでいます。
続きを読む 230503 せんみ凧の凧揚げです →
5/3(水・祝)は好天の下、イベント「せんみ凧を作って揚げよう!」が行われました。15匹の唯一無二のせんみ凧が作られ、大空に舞いました。また、山口家住宅主屋では「おはなしばる~ん」の皆様により楽しい「おはなしやゲーム」がなされ、子供たちご家族とともに元気いっぱいにGWの初日を過ごされました。
せんみ凧は伊勢原の大宝寺第25世住職が発明したといわれており、この地区では子供の健やかな成長を願い揚げられていました。せんみ凧つくりは「玉川せんみ凧保存会」の方々が指導くださいました。このイベントを「せんみ凧つくり」、「凧あげ」、「おあはなしばる~ん」の3部に分けご紹介します。
第一部は「せんみ凧つくり」です。
▼参加された皆さんの手による唯一無二のせんみ凧15匹は大山を望み、心地よい風になびき体に塗られた絵の具の乾燥をまっています。
続きを読む 230503 せんみ凧つくりと凧揚げが行われました →
明日5/4(木・みどりの日)も好天です。交通機関も込み合っていますので雨岳文庫で新茶を摘みながら青葉の中でゆったりとした時間を過ごしたら如何でしょうか!明日のことで、募集チラシでは友の会・会員とそのご家族を対象としていますが、会員のお友達なら何方でも参加可能です。募集も当日も可能となっています。無料で後日摘まれた新茶をいただけますよ!詳細は以下のチラシをご覧ください。
20230504会員対象「お茶摘み会」
4/14(土)は雨岳ガイドの会主催のウォーク「岡崎城址とその周辺」を行いました。以下は主催グループからのウォークの紹介です。
「春雨がふっている日、果して参加者が見えるかと心配されましたが、風もなく、寒くもなく、穏やかだったこともあり、雨の中を参加いただいた熱心な参加者16名と案内スタッフ10名にて地元の歴史を学びました。 ウオーク開始前に当会顧問(学芸員)から「岡崎城址の全容について」の講話を受け、私達は中世の城郭のイメージを入れて出発です。岡崎城址の岡崎丘陵地域は新緑に覆われて、小雨に濡れ、映えわたり、新緑は私達をつつみこみ、歓迎しているようでした。その中に入って佇む、菅原神社と御嶽神社・疱瘡神、台地斜面の樹木の中にある義実と吾嬬の墓地、無量寺を本丸とする岡崎城址と遺構、野陣台からの無量寺・前期岡崎城址の岡崎神社・浄泉院・腰取神社・城所城址方角の遠望、浄泉院の結界石と地蔵菩薩坐像、山上の腰部に位置する腰取神社、岡崎七つ池の福寿池、大句自治会館の「まわり地蔵」と「民話 五反田と乙女地蔵」の扁額、五反田と乙女地蔵、丈六大地蔵坐像が無くなった芳圓寺、交差点に安置されている「大山道標」をご案内しました。
▼ウォーク出発前に岡崎福祉館中庭で、当会顧問から前期・後期の岡崎城全容について、その歴史を含めての説明です。
続きを読む 230419 地元の岡崎城について深く学びました →
山口家住宅のドマの大空間では明治時代と昭和時代の鯉のぼりが元気に泳いでいます。また、代官所造りの奥座敷・書院の間では五月人形が飾られました。歴史を今に伝える屋敷と展示物がコラボしたものとなっています。なお、鯉のぼりの口元はボロボロとなっていましたが、心ある近所で裁縫の凄腕の奥様が修復して下さって今年は元気な姿に蘇りました。鯉のぼりと五月人形は例年のことですが、住宅の総点検活動をされているメンバーの手により展示されました。
▼一番奥の真鯉は3間もある大きな鯉で、手前右端の緋鯉とともに明治時代のものです。吹き流しも3間のものが保存されていますが、大きすぎて展示できないのが残念。
続きを読む 230418 今年も明治時代の鯉のぼりは元気です →
4月15日(土)に山口家住宅主屋において、第10回林家たけ平師匠の落語独演会が開催されました、聴衆の方からの投稿を紹介します。当日はあいにく雨の一日となりましたが、コロナ禍もほぼ落ち着いて久しぶりの開催となり、待ちわびた落語ファン15名余りが集いました。今日の演目は二題で、
① 小田原相撲: 江戸時代の横綱谷風梶之助は、伊豆で悪名高い漁師あがりの素人力士が、江戸相撲が小田原で興業しないのは俺が怖いからだとの噂を流していることを知り、雷電などの力士を引き連れて小田原に乗り込む噺。
② 片棒: けち一筋で身代を築いた親が跡継ぎ問題で、三人の息子の内この身代を誰が守ってくれるのかと考えをめぐらし、自分が死んだ時の葬式の出し方を息子達それぞれに聞き、自分の意にかなう答えをした者に跡を継がせようとする噺。
たけ平師匠の軽快で妙味のある語り口に時を忘れて楽しめました。

続きを読む 230417 恒例の林家たけ平師匠の落語会が行われました →
5月5日のこどもの日に雨岳文庫では楽しいイベントが開かれます。国登録有形文化財の歴史的家屋の庭にて、家族で思い出深い子供の日をつくられたら如何でしょうか。
イベントの内容は下のチラシの通り、ART展示・ワークショップ・キッズダンス・ゴスペルやヨガなど催され、また、飲食ブースやキッチンカーも開かれ、手製の梅干しなどの販売もありますよ!
**皆様のご来訪をお待ちしています。
山口家住宅から修復工事のお知らせです。山口家住宅の主屋は江戸末期の代官屋敷の造りをしており国登録有形文化財になっていますが、時代が移り、軍隊の演習に来臨される宮様をお迎えするするための部屋が、主屋に繋がる形で明治末頃に増築されました。数寄屋造りですが茶室の趣を持った部屋です。この部屋の「貼付け壁」の痛みがひどくなり修復工事に入りました。部屋自体の修復も必要ですので、宮大工の内田工務店さんと貼付け壁の修復を行なえる守谷表具店さんが修復方針を検討され、本日(4/11)すでに「貼付け壁」が剥がされました。工事は5月末まで続く予定です。この期間、この部屋の見学案内は出来なくなりますのでご了承下さい。
▼修復前の部屋の姿です。久邇宮様や李王殿下もお休みになられた部屋です。
続きを読む 230411 山口家住宅から修復工事のお知らせです →
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