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240927 厚木と渡辺崋山の下見ウォークを行いました

9月26日(木)、雨岳ガイドの会では10月19日(土)に予定している恒例のウォークの下見をおこないました。その模様が会のスタッフから送られてきましたので報告します。。。
水陸交通の要所として栄えた厚木の大山道を歩きました。まだまだ夏の日差しのような暑い日で、時折吹く風に涼を求めながらのウオークでした。渡辺崋山も歩いた道をたどりながら、厚木の繁栄の理由や烏山藩の圧政などを学びました。また立派な神社やお寺もたくさん見学できるコースでした。まさに初秋を感じさせる青空が所々のぞくも、まだ残暑の中の下見でした。

消防団建物屋上からの展望。三川合流地点・厚木の渡しを望む。

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240922 「大山の門前町」を歩きました

雨岳ガイドの会では恒例のウォークにて9月21日(土)に「大山の門前町」を歩きました。一般参加者19人とスタッフ14人の計33人でのウォークとたなりましたが、その模様がスタッフから報告されましたので、以下に紹介します。。。
残暑ではなく、酷暑が延長したような初秋のウォーク。そのせいか、不安定な天気も重なり、参加申込者の当日欠席者が、多くなったと思われます。薄日が射す空の下、たわわな緑の木々に包まれた大山の山間、大山川の豊富な水量が流れ落ちていた清流。そこに沿って建つ門前町。その宿坊と玉垣、史跡、文化財を訪ね歩きました。又、文化財等専門家による現地講座も行いました。

▼大山川に架かる加寿美橋歩道上での2班受付集会の状況(3つの班別の受付)

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240904 都留市教育委員会の皆様が視察に来訪されました

9月4日(水)に都留市より文化財審議会委員、教育委員会の方8名が、都留市の文化財保存活用地域計画の策定に向けた先進地域視察に来訪され、雨岳文庫山口家住宅にて当市教育委員会との交流と視察がなされました。当市からは立花部長と諏訪間様が対応され、活動状況の報告例として津田雨岳文庫専務理事から雨岳文庫活動の全体像を、村上雨岳ガイド会長から雨岳ガイドの会の取り組みについて報告させていただきました。

▼津田専務からは、公益財団法人雨岳文庫に関係する各団体の紹介と、公益目的事業として歴史資料・所蔵文書の保全管理、歴史資料などの調査研究・展示公開、歴史住宅および周辺環境の活用、友好団体への会場の貸出などが説明されました。

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240823 ウォーク「大山の門前町」の下見を行いました

雨岳ガイドの会では9月21日(土)に恒例のウォーク「大山の門前町」を計画しています。今日はその下見を行いました。スタッフからその模様が報告されましたので紹介します。。。速い移り変わりの天気、雲が覆い、雷雨が心配されましたが、酷暑の中の下見でした。大山公民館から歩き、とうふ坂まで、観光客もほとんど見かけませんでした。周囲は濃い緑に覆われ、合間を流れる鈴川を交差しながらの貸し切りウォークでした。鈴川は大山の涼を運んでくるようです。

▼宿坊を囲う玉垣の石造年代を探る。

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240811 林家たけ平師匠の古民家での落語会

恒例の林家たけ平師匠(真打)による落語会が8月10日に開催されました。6月に続き第二回目の開催です。江戸末期の代官所の設えを現在に伝える歴史的建造物で語られる古典落語は趣のあるものです。今回の噺は「味噌豆」と「宮戸川」でした。共に軽妙で楽しい夏に相応しいテーマが語られました。「味噌豆」は大店の台所で作られていた味噌豆を巡る主人と奉公人の噺。「宮戸川」は今の墨田川にまつわる話ですが、その前編で日本橋の質屋の倅と船宿の娘の馴れ初めの話しでした。次回は12月21日(土)です。参加者は12名、スタッフ5名で行われました。たけ平師匠の聴衆を引き込む語りに魅せられ東京からも駆けつけて下さる方もおられました。

▼林家たけ平師匠の熱い語り写真3枚です。

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240722 雨岳ガイドの会・研修ウォークのご紹介

7月20日()に雨岳ガイドの会では北斎双六のルートを探るため、北斎ウォーク「溝ノ口~三軒茶屋」を行いました。会のメンバーからの報告を掲載します。電車から降りると、梅雨明け直後の夏空、例年とは違う暑さを感じました。途中コンビニによるなど、水分補給と小休憩をとりながら9名での探訪になりました。

▼溝ノ口駅の側にある「大山街道」の案内板です。西から東へ向かうルートと名所旧跡が図示されています。

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240707 「和装モデル撮影会」の紹介です

先月になりますが、6月18日(火) フォトユニット風花のフリーカメラマンおおばのりこさんが写真愛好家向けに「和装モデル撮影会」を開催されました。モデルは「京都きものPR大使2025」への就任が決まったフリーモデルのナミさん。6名の方が参加されました。

 この日の参加者はほぼ全員モデル撮影が初めてとのこと、はじめにおおばさんによるミニ講座が行われ、モデル撮影における注意点などが伝えられました。 そのあと写真撮影が始まると、浴衣姿のナミさんが次々と表情やポーズを変えていくのに合わせて、あちこちからシャッター音が鳴り響きました。撮影者はこの魅力的な被写体をどうカメラで切り取るか、それぞれ一生懸命考えながら撮影に取り組んでおられるようでした。

▼フリーカメラマンのおおばさんから送られた写真です。お楽しみください。

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240629 公開講演会の模様を紹介します

本日6月29日(土)、山口家住宅にて「古代中国の兵法家と宮本武蔵」の公開講演会が行われました。山口家住宅の文書蔵に保存されていた宮本武蔵の落款がある掛軸について雨岳文庫の津田専務理事から、何故宮本武蔵が中国史に名高い兵法家である「齋太公望」と「漢諸葛亮」の漢詩を掛軸に書したのか、時代背景を含めて説明されました。聴講者は10名でしたが、普段は目にすることが無く、とても貴重な側面から光を当てた説明に多くの質問もなされました。

▼講演会のチラシです。

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240616 太田道灌ゆかりの下糟屋を歩きました

恒例の雨岳ガイドの会の歴史ウォークは6月15日(土)に「大山道合流の地、道灌ゆかりの下糟屋」を歩きました。以前にウォークを行ったところですが、歩くたびに何時も新たな発見と気づきがあり、今回も一般参加の皆さん27人とスタッフ13人の40人で楽しい歴史歩きをしました。

▼太田道灌ゆかりの大慈寺では、お寺のご厚意にて本堂にて参拝をさせて頂きました。太田道灌の持仏と伝わる本尊の聖観音像の前でその謂れなどが説明されています。

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