210522 西富岡の畑で野良仕事

2021年(令和3年)5月22日土曜日、大気の変化が激しく、この1週間は雨が降ったり止んだりして、土曜日も雨予想でしたが、開始時間間近で曇り空となり作業ができました。16名の方が参加してくださいました。

吉羽先生より 、畑の土が湿っていて重たく 団子状になっていますので耕起せず草取り中心にしましょう、とのお声がけがありました。

そら豆は全て収穫しました。アブラムシ避けに両側に麦を捲きましたので下から刈り取りし、干して敷き藁にします。

    全員で草取りです。人参、大根、蕪、レタスが順調に生育してます

    1週間前に蒔いた とうもろこしが発芽してます。
牛舎脇の畑には 唐辛子、オクラを佐々木さんが苗を仕立てて植え付けました。唐辛子は沢庵漬けやベッタラ漬け用です。水菜、ネギもあります。

先生がそら豆の『根』を手にして説明。マメ科につく 根粒菌は、房のようなつき方をするが、今回収穫したそら豆の根には、 写真のようにコブが膨れている。これはネコブセンチュウの寄生によるもののようで、これによって栄養の吸収が阻害されてしまう。原因の一つに連作障害が考えられる。連作すると 養分の偏りができ、バランスが崩れて病気に罹りやすくなる。注意して 連作はできるだけしないこと等 久方ぶりに青空講義を受けた気がしました。詳しくお知りになりたい方は、又先生に詳しく伺ってください。蕎麦の白い花が咲き始めました。今回は収穫しないで タネ用にします。新そばを味わうのは来年のお楽しみです。
雉の雄が 姿を現してくれました。皆んなが帰った後なので 残っていた方へのプレゼントかな。綺麗な羽でした。

お土産は 玉レタスとリーフレタス、そら豆などでした。
来週は 残りの玉ねぎを収穫します。
最後に 先生より芭蕉の俳句が紹介されました。

年々や桜を肥やす花の塵(としどしや さくらをこやす はなのちり)』

生き物の循環を詠んだ句で、農業の基本、土の役割が読み込まれていると感激しています。

次回は5月29日です。

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