12月9日(月)に米国から障子の組子に興味のある男性がTV収録クルーと共に雨岳文庫山口家住宅を訪れました。山口家住宅に入られた男性は、先ずチャノマの大黒柱や天井の大空間を支える黒松の梁に驚き、2階の数寄屋造りの間では精巧緻密な干し網、源氏香の組子に関心され、1階の書院造りの間では障子に挿し込む光の陰影を観賞されました。江戸末期の代官所の姿を残し、150年以上の時を経ても狂いの出ない繊細な組子は、材料を吟味し、その材料に狂いが出ないように寝かし、高度な組子を制作できる腕前の三位一体の技を持つ匠のなせるものなのでしょうか?
どのような番組に編成されるのか楽しみです。
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