6/22(水) 、緑が映える山口家住宅外庭のハナレ「元鈴木喜三郎邸」では「手毬会」の皆さんによる「朗読会」が開催されました。紫陽花の花が見ごろのハナレには14名の聴衆が集い、4名の朗読者の語りに熱心に聞き入っていました。聴衆者のお一人から以下の感想をいただきましたのでご紹介致します。
朗読は、
「会食」井上ひさし作 を 柳屋節子さん。
「皇帝の新しい着物」アンデルセン作 を 村上真知子さん。
「幻灯」芥川龍之介作 を 根本葉子さん。
「女賊」太宰治作 を 中尾陽子さん。
の順で行われましたが、それぞれの朗読者の趣きのある語り口にその情景があざやかに目に浮かぶようでした。主催者の中尾さんが、開会の挨拶で「今、平和の尊さ、日々平穏に暮らせる喜びと有り難さを感じています」と語っておられましたが、この朗読会からは、朗読者から伝わるしみじみとした感動と心の安らぎを実感することができ、コロナ禍などによる不自由な暮らしの中で、大変良い時間を過ごすことができました。
▼自由民権碑まえに置かれた朗読会の看板です。
▼朗読会のプログラムも手書きです。
▼聴衆とは距離をおいてお話をされています。
▼ハナレから望む梅林もお話の雰囲気を盛り上げています。
*「朗読会」は大人向けの趣のあるおはなし会ですが、お子様向けの楽しい「青空おはなし会」は7/16(土)に同じく山口家住宅にて開催されますのでご期待下さい。
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