山口家住宅はお正月の準備のために12/20(火)から休館に入りました。休館に入る19日(月)には、友の会・雨岳ガイドの会会員有志による総点検活動を行いました。今月の活動は正月飾りが具えられる神棚があるチャノマの大掃除としましたので以下にご紹介します。なお山口家住宅の開館は年始の1/8(日)となります。
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221217 雨岳ガイドの会では日向薬師をウォークしました。
雨岳ガイドの会・定例の文化財ウォークでは12/17(土)、紅葉と霊気織りなす日向薬師を31名の参加者と11名のスタッフにて3班に分かれ歩きました。日向薬師はかって霊山寺と言われ奈良時代に僧・行基により開創された名刹です。1300年の歴史を持つお寺で、日本三大薬師の一つです。NHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」の主役の源頼朝や妻の北条政子も参詣や祈願に訪れています。多数の国指定重要文化財が収納されている「宝殿」は撮影禁止でご紹介できませんが、趣のある参道や紅葉と常緑樹の織りなす風情と、歴史を語る仏像に参加された皆様は満足気でした。
▼平安時代後期に村上天皇によって奉納された歴史を持つ撞鐘のある鐘堂、堂横の幡かけ杉、その背景の紅葉、歴史と現代の織りなす粋な風情です。
221212 林家たけ平師匠の落語独演会のご紹介
221211 初冬の山口家住宅での一コマです。
初冬の天候に恵まれた12/11(日)の山口家住宅には伊勢原観光ボランティアの養成講座の皆さん10名の方々と、雨岳民権グループの展示見学に4名の方が来訪されました。養成講座の皆さんは英文の住宅案内書を手に石井講師による英語による説明のあり方を熱心に学ばれていました。民権グループの展示見学に来訪された4名の方々は、民権グループの岩崎会員の親族です。民権展示をしっかりご覧になられた後、主屋の書院の間にて自由民権運動を主導され後に貴族院議員になられた中島信行の扁額と、その妻中島湘烟の名筆をご覧になられました。
▼チャノマに展示されているの武具の英語での説明は?
221207 初冬の前庭では早くも新らたな年の準備が!!
221126 古民家の離れでの昔話研修です。
11/25はおはなしばる~んの定例会をいつもの図書館から、秋の陽光に包まれた雨岳文庫で行いました。後半の勉強会は昔話研修です。「へっこきあねさ」「やまんばとがら」など7作を聴き合い、昔話の世界が場の力に支えられ心にしみました。この離れでは、18年前から数年間、プロの朗読家から毎月研修を受けた記憶が蘇り、会員達に新たなパワーが注がれた体験となりました。有難うございました。(研修を主催された中尾様からの投稿をそのまま掲載しました。)
▼4枚の掲載写真は会場となった山口家住宅外庭の離れ、旧東海道線下曽我駅から見上げる曽我山の中腹にあった昭和初期の政治家「鈴木喜三郎」邸の離れを移築した建物で撮影したものです。
221124 12/17の日向薬師ウォークの下見を行いました。
昨日11/23は生憎の雨模様でしたが雨岳ガイドの会では12/17(土)の文化財ウォーク「日向薬師とその周辺」を、皆様に楽しんでいただけるようにコースの下見をしました。コロナ禍ではありますが感染防止に努めたウォークにさせて頂くつもりです。ウォークの詳細は次の添付ファイルをご覧ください。
▼ウォークのスタートとなる「日向神社(白髭神社)」に参拝。ここではこの神社の由来の確認をさせて頂きました。
221114 日本ビオトープ協会の皆さまのご来訪
本日(11/14)は肌寒い中を日本ビオトープ協会の皆様5名の方々が、自然の会の吉羽先生のご紹介により雨岳文庫に来られました。この協会の方々はその名の通り日本全国にて活動されていますが、ここ伊勢原では栗原川にてホタルの生息環境の整備をされています。先日、比々多小学校の子供たちが山口家住宅周辺の梅林にてカエルやバッタを追い回して嬉々としていました。子供たちに身近な自然を残し保護していくことの大切さを感じていたばかりですが、このような活動が身近でされていることはとても有難く感謝しています。
5名の方々は1時間半雨岳文庫に滞在され主屋見学と民権資料展を見学されました。2枚の写真ですが掲載させていただきました。
▼何と皆さんは東京~静岡から駆けつけて下さいました。主屋を約45分しっかり見学され、その後、資料館にて自由民権の特別展示を見学されました。
221114 民権講座”盲目の民権家・府川謙斎”のご紹介
11/13(日)雨岳文庫山口家住宅にて開催された第8回湘南社民権講座”盲目の民権家・府川謙斎”のご紹介です。一般参加36名、府川謙斎のご子孫9名、スタッフ10名の計55名が集いました。主催された雨岳民権の会の豊からの紹介文と写真5枚による講座の紹介を致します。
平塚出身の民権家・府川謙斎は盲目の民権家として一部では知られていましたが、全貌は全く知られていませんでした。ある時期、突然、神奈川を去り東京へ転居しますが、その後、消息不明となっていました。ところが謙斎は土佐(高知)で民権家として大活躍をし、その後、三重県津市の「津観音」で生涯を閉じていたことがわかりました。このことは、謙斎の子孫・木下蜜運さんの書物で知ることができました。神奈川から忽然と消えてしまった謙斎が今によみがえった感動を覚えました。
今日(11/13)は、謙斎の5名のご子孫が東大阪市・三重県津市・静岡市・東京から参加されました。神奈川で行動を共にした民権家のご子孫、また山口家当主も参加されました。
当時の民権家たちはどう生きていたのでしょうか。現代の私たちに何を語りかけているのでしょうか。ささやかな企画でしたが、多くの方々に支えられて、何とか終えることができました。ありがとうございました。
▼講演は「NPO法人ガチャパンと共に生きる会」の鷹林茂雄様により行われました。
221111 子供たちの笑顔満載の山口家住宅です。
快晴の11/11(金)の午前中は雨岳文庫山口家住宅の梅林は子供たちの笑顔で溢れていました。比々多小学校の子供たち36名が先生方11名と共に校外学習に来られ「秋さがし」をテーマに「芋ほり」「虫とり」「木のぼり」を体験しながら秋の自然との交流を楽しみました。満面笑みの子供たちの写真の掲載が無いのが残念ですが、その一端を紹介します。
▼霊峰大山に守られた山口家住宅の庭に集合した校外学習の子供たちです。学校から約1時間かけて歩いてきたのですが子供たちは元気です。