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221114 民権講座”盲目の民権家・府川謙斎”のご紹介

11/13(日)雨岳文庫山口家住宅にて開催された第8回湘南社民権講座”盲目の民権家・府川謙斎”のご紹介です。一般参加36名、府川謙斎のご子孫9名、スタッフ10名の計55名が集いました。主催された雨岳民権の会の豊からの紹介文と写真5枚による講座の紹介を致します。

 平塚出身の民権家・府川謙斎は盲目の民権家として一部では知られていましたが、全貌は全く知られていませんでした。ある時期、突然、神奈川を去り東京へ転居しますが、その後、消息不明となっていました。ところが謙斎は土佐(高知)で民権家として大活躍をし、その後、三重県津市の「津観音」で生涯を閉じていたことがわかりました。このことは、謙斎の子孫・木下蜜運さんの書物で知ることができました。神奈川から忽然と消えてしまった謙斎が今によみがえった感動を覚えました。

 今日(11/13)は、謙斎の5名のご子孫が東大阪市・三重県津市・静岡市・東京から参加されました。神奈川で行動を共にした民権家のご子孫、また山口家当主も参加されました。

 当時の民権家たちはどう生きていたのでしょうか。現代の私たちに何を語りかけているのでしょうか。ささやかな企画でしたが、多くの方々に支えられて、何とか終えることができました。ありがとうございました。

▼講演は「NPO法人ガチャパンと共に生きる会」の鷹林茂雄様により行われました。

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221111 子供たちの笑顔満載の山口家住宅です。

快晴の11/11(金)の午前中は雨岳文庫山口家住宅の梅林は子供たちの笑顔で溢れていました。比々多小学校の子供たち36名が先生方11名と共に校外学習に来られ「秋さがし」をテーマに「芋ほり」「虫とり」「木のぼり」を体験しながら秋の自然との交流を楽しみました。満面笑みの子供たちの写真の掲載が無いのが残念ですが、その一端を紹介します。

▼霊峰大山に守られた山口家住宅の庭に集合した校外学習の子供たちです。学校から約1時間かけて歩いてきたのですが子供たちは元気です。

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221106 主屋案内中止のお知らせ。

毎日曜日に住宅の案内を行っている雨岳文庫山口家住宅からのお知らせです。
11/13(日)は下記講座が開催されますので、主屋案内は中止となります。ご了解の程をお願い致します。

民権講座】11/13(日)“盲目の民権家 府川の生涯”
    
    1330(受付 1300)~1500
      会場  山口家住宅
      講演者 鷹茂男(たかばやししげお)さん
          NPO 法人  ガチャバンとともに生きる会)
      資料代  500
      定員30名(裏面申し込み先へお願いいたします)                       

*詳しくは、下記をご覧ください。
      自由民権講座2210001.pdf

221103 国登録有形文化財特別公開日の山口家住宅です。

快晴の特異日11/3(文化の日)の今日は、やはり秋晴れのとても快適な日となりました。伊勢原市は本日を国登録有形文化財特別公開日として、山口家住宅・小澤家住宅・高部屋神社を特別公開しました。雨岳文庫山口家住宅では雨岳ガイドの会の歴史解説アドバイザーが中心となり住宅の公開と山口家周辺ガイドを計画・準備し、来訪される皆様をお待ちしました。8名の方が来訪され、3名の方が主屋も見学、1名の方が山口家周辺ガイドに参加されました。もっと多くの方の来訪を期待していたのですが。。。天気が良すぎたようです。

▼普段は太陽光による欅の脱色を避けるために覆いをかけている来客用玄関(大戸口)の飾りも見学頂けるようにしました。代官屋敷に相応しい飾りですね。

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221030 サッカーチームの子供たちの自然交流です。

いせはらFCフォレストの子供たち25人と親御さん達30人が、10/30(日)はサッカー練習場を離れ、ご家族連れで豊かな自然が残る雨岳文庫山口家住宅に集いました。とても元気なお子さんたちは焼き芋用の落ち葉を拾い、栗拾いで大きな栗の実に目を丸くし、バッタやアマガエルとの遭遇など、ここでしか体験できない自然との交流を楽しみました。焼き芋の焼ける間は江戸時代の面影が残る山口家住宅も見学し部屋に掲げられている武具などに興味津々でした。

▼手塩にかけて焼き上げたお芋を皆さんで美味しくいただいています。

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221029 秋晴れの下、貴方だけの勾玉づくりです。

10/29(土)雨岳文庫山口家住宅の前庭では秋晴れの下、老若男女多数が集い「あなただけの勾玉作り」が行われました。また離れの別荘「旧鈴木喜三郎邸」では「おはなしばる~ん」の皆さまによる「おはなし会」が催されスタッフ共々楽しいひと時を過ごさせていただきました。

▼心地よい秋晴れの下、勾玉つくりが初めての方はスタッフの支援にて、既に経験されている方はご自分で唯一無二の勾玉つくりを楽しまれています。

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221023 青空おはなし会のご紹介です。

「おはなしばる~ん」の皆さんによるお馴染みの「青空おはなし会」が10/22(土)雨岳文庫山口家住宅で催されました。スタッフからその状況が報告されましたので紹介させていただきます。

来場者は16人(親子7組)、スタッフ8人(出演者3人)でした。今日(昨日)は初めての来場者が3分の2で、気温も秋にしては高めの今日、小鳥の声がふっと止んだ頃におはなし会が始まりました。パパ3人も加わりママと小さな子供のために敷かれたゴザのお屋敷で、そよ風と空と林のもと笑顔があふれました。

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221016 シルクロードの終着点は三ノ宮??

雨岳ガイドの会の恒例の文化財ウォークでは10/15に「三ノ宮とその周辺の文化財を訪ねる」を行いました。好天の下、参加者32名とスタッフ13名で歩きました。ウォークの主テーマは〇子供の無事な成長を願う廻り地蔵「保国寺」〇古墳から豪華な副葬品が出土している三ノ宮は王家の谷?〇その証拠は「三之宮郷土博物館」でした。少ない写真ですがウォークの一端をご紹介します。

▼当会の顧問からこの地区の古墳から出土されている副葬品は他地区のものより卓越する物が多く、三ノ宮には相武国の首長(王)の存在が考えられ、馬具の一部は東ヨーロッパのトラキア王国からのものと思われることから、もしかしたら”シルクロードの終着点は三ノ宮かも”と本日のウォークのブリーフィングを手製の地図にて行いました。

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221009 古民家であなたも「うっかりアーティスト」

週末は何時も天候不順が続いていましたが10/8(土)は久しぶりに日が差し、一瞬秋を感じることが出来る貴重な1日でした。雨岳文庫山口家住宅に集う皆さんの思いが大山阿夫利山に届いたのでしょうか!!住宅の庭では「古民家であなたもうっかりアーティスト」と銘打った楽しい会が催されましたので紹介します。一般参加者99名の皆さんが、スタッフ7名とともに楽しい時間を過ごされました。

▼子供たちはシーグラスや陶芸の作品作りにすでに「うっかり/すっかりアーティスト」気分です。

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220918 雨岳ガイドの会では中原御殿へのウォークを行いました。

雨岳ガイドの会で実施した9/17(土)のウォークのご紹介です。明治20年に駅が出来て大山詣りの拠点となった平塚駅を起点に平塚八幡宮~八幡山の洋館~戦災復興記念碑~海軍火薬廠の碑~相州中原富士の碑~中原御殿跡~大松寺~日枝神社を32名の一般参加の方とスタッフ12名、計44名にて史跡を巡りました。その一部ですが写真にてご紹介致します。

▼風土記稿には山王社と記され、中原上・下の両宿の鎮守である日枝神社は例祭でした。参道の両側には露店が並び賑わっていましたが、神社のご厚意で境内に入らせていただき、拝殿にて参拝後、当会の顧問から律令時代の国府と郡家、これらを結ぶ古代東海道についての解説がされました。

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