251129 西富岡の畑で野良仕事

2025年(令和7年)11月29日(土)晴れ渡った空が広がっています。伊勢原駅は大山登山の中高年がバス待ちで長蛇の列を作っています。

冬野菜が出揃ってきました。農薬を使ってませんが、病気はほとんど見られない立派な作物たちです。ちょっと自慢したくなります。

いつも時間ぴったりにスタートするミーティング。本日のミッション①里芋の越冬保存作業 ②そら豆の定植 ③お土産用の大根抜き ④べったら用塩漬け大根のチェックなどなどです。

今年の猛暑でご近所の農家さんの里芋がへたっているにも関わらず、当畑の里芋たちは至ってみずみずしい葉っぱを広げていました。畑全体がわずかに里芋畝側に傾斜して土中の水分が保たれているのが幸いしているようです。里芋の種類は茎が赤くホクホクしている“セレべス”と日本産でねっとりしていて茎が緑色の“ドタレ”ができました。

来年用の親芋を越冬保存します。本日のお土産用にもたっぷりです。

畑に大きな穴を掘って里芋の越冬場所を確保しました。葉を落とした茎を下向きにして並べて置き、上から土を被して来年までお休みしてもらいます。

ポットに植えたそら豆の苗ができました。11月の1日に127ポットに種を蒔きました。28日後に110ポットから苗ができました。(発芽率87%)1%オキシドール消毒殺菌効果が出ていると言えるかどうかはまだわかりません。

青首大根と源助大根の収穫です。「大根抜き」は“うんとこしょ・どっこいしょ”の掛け声で遊びの名称になっているほどですので、大人も子どもも本物の畑での「大根抜き」は魅力的です。

昨年(令和6年)個人の畑で自家採取した桜島大根ができました。青首大根と桜島大根のハーフのようで、形も「ハーフ」に見えます。葉っぱ写真、左から桜島大根・自家受粉大根・青首大根とやはりハーフに見えますね。

自然の会恒例の加工大根の漬け込みが始まっています。塩漬け1週間が経過しました。水揚げのチェックと重りの再調整を行います。もう1週間塩漬けのまま過ごしてもらいます。

塩水濃度4%で2週間塩に馴染ませた後、甘麹に漬け込み「西富岡の畑特産べったら漬け」に変身します。

里芋の茎はチャンバラごっこの刀になって、広い畑で走り回ることができます。小高く積まれた堆肥場はお山の大将気分も味わえるようです。

今年の夏に「悪魔の舌」と呼ばれ少々独自の花を咲かせたこんにゃくの芋を掘り起こしてみました。こんにゃくはよく知られた食品ですがこんにゃく芋を知っている方は少ないかもしれません。こんにゃく作り大好きな会員がいますので手作りこんにゃくを作ってもらいましょう。

ご実家が青森の方より、りんごの差し入れがありました。美味しくいただきました。

青菜たちの息遣いが楽しめます。ちょっと覗きにいらっしゃいませんか。きっと違う景色が見えるかもしれません。

◉参加人数:22名 ◉お土産:大根、里芋 ◉次回の予定:二手に別れます。①甘麹作り:9時半に雨岳文庫さん集合。②沢庵大根の収穫・計量・洗浄・干し。 年末の大仕事となります。皆様体調を整えてご参加ください。

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