江戸末期の代官屋敷の設えを現在に伝える雨岳文庫山口家住宅には、この歴史ある住宅を見学に来られる方が多数おられます。来訪される方々に住宅を案内させていただいているのは、ここを拠点に活動しているグループの有志です。これら有志はこの住宅の清掃のほか、住宅にまつわる歴史についても知識を得ようと日々勉強しています。今回は月一回の住宅の清掃活動を写真により、また案内に関連する知識の修得を皆で行っている一端を添付のレポートにて紹介します。
▼有志による主屋の清掃活動です。
床の間は固く絞った水雑巾でクモのフンなどを拭取った後に糠拭きををしています。差鴨居は糠拭き、式台の障子は雑巾掛けです。
▼住宅に関わる情報共有活動の紹介です。
住宅の案内時に、部屋の障子の板絵に何故現実ではありえない四季が同時に描かれているのか疑問を持っていましたが、その解の一端がNHK-TV番組の中で、東京国立博物館の研究員が解説されていたように思え、案内人の間で下記レポートにて情報共有しました。勿論、私たちはこの分野の専門家では有りませんので、有識者からのご指摘などいただければ幸いです。
*雨岳文庫山口家住宅の案内は、このようにして行われています。皆様のご来訪をお待ちしています。
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