上粕屋の山口家の5代当主は柳生心眼流の免許皆伝者です。この皆伝書の取り持つ縁により古都鎌倉で当流派を長く続けられている鎌倉練武会の剣士8名が山口家に来訪され、主屋に展示されている武具や扁額をご覧になり、歴史の紡ぐ関係を感じ取られ、前庭で柳生心眼流の演武を披露いただきました。柳生心眼流は江戸幕府の剣術指南をされた柳生但馬守宗矩から認定された武術でです。少ない写真ですが本日の練武の模様を紹介します。
▼鎌倉練武会大舘代表と山口家11代当主匡一様、お二人のご挨拶です。 大舘代表は柳生心眼流の師範であり、講道館柔道7段の腕前です。
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続きを読む 220522 山口家住宅にて柳生心眼流のご披露です。 →
5月14日(土)のお茶摘み会は中止します。
数社の天気予報によりますと、当日の昼前には雨がやみそうですが、雨が上がったとしても、それまでの雨により葉は濡れている状態だと想像できますので、残念ながら今回は中止とします。
例年通り5月の天気の良い1日、近所の方と雨岳文庫の関係者でお茶摘みをしました。お茶を炒りに出すのに1釜分60Kg以上摘む必要があります。今年は朝8時頃から42人の方が集まってくれて、2時過ぎまでに約100Kg摘むことが出来ました。さっそく秦野のお茶屋さんに運びました。
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続きを読む 220510 山口家の茶園でお茶摘み →
晴天の5/5(こどもの日)に「雨岳文庫で楽しい休日をすごしませんか」とのテーマで地域の8つの文化交流グループが共同で「古民家であなたもうっかりアーテスト」と称し、陶芸やシーグラスなどの各種作品展示のほか、子供たちに自由に描いてもらう作品作りが行われました。チャノマではピラティス(ヨガ?)前庭ではキッズ?ダンスも行われました。108名の老若男女が参加され、手づくりコーヒー、キッチンカーによるタコスやラーメンを美味しそうに飲食しながら、まさに楽しい休日を過ごされたようです。
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続きを読む 220505 古民家では「みんなで参加・アート展」が! →
5月14日(土)のお茶摘み会は中止します。
数社の天気予報によりますと、当日の昼前には雨がやみそうですが、雨が上がったとしても、それまでの雨により葉は濡れている状態だと想像できますので、残念ながら今回は中止とします。
雨岳文庫周りの茶園にてお茶摘み会を5/9(月)と5/14(土)の両日に計画されているとお伝えしましたが、都合により5/14(土)の9~12時のみの開催に変更されましたのでお伝え致します。詳細はチラシをご覧ください。
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GW真っただ中の5/3の午後の山口家住宅横の駐車場では、子供たちが自作した唯一無二の「My凧」を風になびかせています。ご覧ください。
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続きを読む 220503 山口家住宅での「せんみ凧」作り・午後版 →
好天の下山口家住宅にて古くから伊勢原に伝わる「せんみ凧」作りが「玉川せんみ凧保存会」の皆さまの指導で行われました。子供たち19名と付き添いの大人2名が午前中、保存会の皆様が準備された白地の「凧」に色付けを行い、午後は駐車場広場にて凧あげを元気よく行いました。また昼休みには「おはなしばる~ん」の皆様による絵本読み・クイズなどが行われ、多くの保護者の方を含め青空の下でのびのびとGWの1日を過ごされました。先ずは午前中の模様を5枚の写真にて紹介致します。
「玉川せんみ凧保存会」の皆さんによりこの凧のたどってきた経過と色付けの方法が語られています。
続きを読む 220503 山口家住宅での「せんみ凧」作り・午前版 →
天井に明治時代の鯉のぼりが舞う山口家住宅では4/30(土)に林家たけ平師匠による落語独演会が開催されました。演題は「悋気(りんき)の火の玉」と「徂徠豆腐」です。前者は問屋の主人が吉原で馴染みになった花魁であった「妾」と「本妻」との間で織り成す男女の機微が、両女性がが亡くなり火の玉になっても続くお噺でした。後者は儒学者荻生徂徠がまだ貧しかったころの生活を助けた豆腐屋が、後に火事で焼きだされ生活に困っている時に出世した徂徠が助けてくれたお噺です。因みに「荻生徂徠」は明暦3年の江戸の大火事「振袖火事」のあと、「町火消」の提案を江戸幕府に行い、8代将軍吉宗と町奉行であった大岡越前守が「江戸町火消」を組織化しました。
演題「悋気の火の玉」にて男女の機微を熱く語る師匠です。
続きを読む 220501 林家たけ平師匠の落語独演会が開催されました。 →
5月3日(火・祝日)に雨岳文庫山口家住宅にて行われる「せんみ凧を作って飛ばそう!」の募集は、お陰様で募集人員の15人を超えましたので、本日にて募集を締め切らせていただきます。多数の応募をいただき有難うございました。明治期に掲げられた大きな鯉に見つめられながら作られた「せんみ凧」が、当日の午後大空に舞うまでの待ち時間には「おはなしばる~ん」の皆様によるお話もあります。とても楽しい会になりそうです。
ご参考:募集案内
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主屋では国登録有形文化財の住宅に相応しく、明治時代と昭和時代中期の鯉のぼりと、昭和時代の五月人形が飾られました。明治時代の真鯉は約3間と大きく丈夫な布に手書きの色付けがされています。緋鯉は本染めの1間半のものです。昭和時代中期の真鯉と緋鯉は黄色が配されているものです。また住宅の奥座敷・書院の間には五月人形が飾られています。横に置かれている桃太郎人形は山口家11代のご当主のものだそうです。共に5月15日(日)まで飾られています。この鯉のぼりの下では、4月30日(土)には「林家たけ平(真打)の落語独演会」が、5月3日(火・祝日)には「せんみ凧作り」が行われます。是非訪ねていただき古の文化に触れてみて下さい。
矢車の下で各時代を物語る真鯉と緋鯉か主屋の大屋根の下でのびのびと泳いでいます。
続きを読む 220423 主屋では鯉のぼりと五月人形が飾られました。 →
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