「雨岳文庫」カテゴリーアーカイブ

210314雨岳文庫(山口家住宅)の屋根の修理が終わりました。

緊急事態宣言により3/21(日)まで雨岳文庫(山口家住宅)の休館中ですが、入母屋造り側の屋根の前面の部分の修理が終わりました。風雨の強い日には雨漏りがしていた個所です。昨年の書院造りの間の「貼付け壁」、西門から外トイレに続く外通路のコンクリート打ち、に続く修理です。修理状況を3枚の写真にてご紹介します。
 

▲雨漏り個所のトタン剥ぎです。上部の波目の粗いトタンは大正12年の関東大震災で落下してしまった瓦から換えた時の輸入品で、高価なものです。

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210305雨岳文庫(山口家住宅)の休館延長のお知らせです。

緊急事態宣言が3/21(日)まで再延長されたことにより、雨岳文庫(山口家住宅)の休館を3/21まで延長させていただきます。梅の開花の季節に続き、春の息吹が感じられる季節に休館を続けることは残念ですが、この社会情勢ゆえ、ご理解のほどをお願い申し上げます。

雨岳文庫関係者の皆さまへ*****************

○この延長期間、一般の方を対象とするイベント予約はありませんが、新たな受付が出来ないことをご了解願います。

○必要不可欠な内部の会議や作業を実施する場合は、基本的な感染防止対策に加え、人数を出来るだけ絞るなどの対策を講じて感染防止に十分留意してください。

以上、宜しくお願い致します。***************

 

 

210213雨岳文庫での「花いっぱい運動」のご紹介

 伊勢原市は3月1日に市制施行50周年を迎えますが、この記念すべき節目の年を記念して「花いっぱい運動」にて街中を明るく彩どろうと活動しています。活動の主な行事は下記3点です。
  ①50周年を記念した看板の配布
  ②秋に植えた苗の育成状況に応じた補植用の花苗配布
  ③市の花キキョウを含めた花の種の配布
 雨岳文庫ではこの活動に参加し、二の鳥居前に「50周年記念看板」を立て、頂いた花苗を二の鳥居周辺や雨岳文庫資料館前の井戸の周りに植えさせていただきました。

▲雨岳文庫の「50周年記念看板」は「二の鳥居」前の花畑の中にあります。

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210207大切な忘れ物のご連絡です!

 本日(2/7)は天候も良く、雨岳文庫(山口家住宅)の梅園も梅の花で賑わっているのですが、緊急事態宣言下であるため雨岳文庫は休館とさせていただいております。しかし、感染対策をされながら7名の方が来訪されました。数名の方は主屋見学をされたかったようですが、休館中との表示をみてがっかりされたようです。せっかく来訪頂いたのに申し訳ございませんでした。

 来訪された方に大切な忘れ物がありました!

スエ―デンのピンバッジが付けられておりますので、大切な帽子ではないかと思います。
 雨岳文庫の事務局にてお預かりしていますので心当たりの方は下記までご連絡をお願いいたします。

  Mailsajiemonugaku@bmail.plala.or.jp  
  Tel0463950002 雨岳文庫
  携帯:090-4960-5037 田中 宏

210204休館期間延長のお知らせです。

 緊急事態宣言が3/7まで延長されたことにより、雨岳文庫(山口家住宅)の休館を3/7まで延長させていただきます。隣接する山口家の梅園では梅の花が見ごろとなり、皆様にご来訪頂くには最適な時期となりますが残念です。3/7(日)まで主屋のご案内を中止致します。皆様にはご不便をお掛けしますがご理解のほどをお願い申し上げます。

本日の山口家住宅の景色です。

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201229 山口家では歳神さまが飾られました。

上粕屋の山口家(雨岳文庫)では年始を迎える神飾りが設えられました。また、神棚へのお神酒を供える盃には「大山・七五三引・昭和三年辰年震災復旧・記念」と焼かれていますので、大正12年の関東大震災で倒壊した二の鳥居が昭和3年に地元民の手により復旧されていますので、その記念の盃と思われます。

▲左から「エビス」さん、「ダイジングウ」さん、「歳神様」の神棚です。

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201213 雨岳文庫主屋西側の通路工事が完了しました。

11/30から着工していました雨岳文庫(山口家)主屋の西側通路の工事がほぼ完了しました。ご不便をお掛けしていた西門からの入場や、トイレの使用に問題がなくなりました。本工事により西門からの入場が安全になり、雨の日も施設を快適にご利用いただけるようになりました。ご協力有難うございました。工事完了後の写真を掲載しましたのでご覧ください。

▲舗装面の凸凹がなくなり安心して入門いただけるようになりました。

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201212 第3回林家たけ平独演会が開催されました。

今年を締めくくるにふさわしい落語が、真打・林家たけ平師匠により12/12(土)に幕末の代官屋敷の山口家にて語られました。題は“暮れに聴く人情噺”。博打に明け暮れた父親の改心劇が、吉原に身を預けられた娘と引き換えに借金した50両と、領主から借財した50両を失くした大店の使い、および置屋と大店の店主が織りなす人間模様を、機微を交えた語り口で語られ、聴衆が引き込まれた1時間でした。コロナを警戒し、人数制限と、高座、聞き手13名がそれぞれの距離を保った中で開催されました。夏は“牡丹燈籠”の話しでしたが、次回4/30(金・GW)ではどのようなお噺が聴けるのか楽しみです。

▲高座と聴衆の距離を取った会場設定にて開催されました。

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201031 「NPO法人 雨岳文庫を活用する会」解散総会です。

NPO法人 雨岳文庫を活用する会」は、2007年8月に山口家の建物や歴史資料、さらに周辺の自然環境を保存・修復し、広く世の人々に展示して、これらを 21 世紀に伝えるとともに、人々の学習や、歴史研究に 供することを目的として設立されました。13年もの長きにわたり、多くの人々やグループに支えられてきましたが、この活動をより幅広く行うために、今後の活動は「公益財団法人 雨岳文庫」に一本化し、公益財団を中心とした雨岳文庫グループの各団体が連携・協力して行うことになります。つきましては、10/31(土)に開催された「NPO法人 雨岳文庫を活用する会」の解散総会にて4分の3以上の賛成により NPO法人 の解散が決議されましたので、ここにご報告致します。以下は総会時の写真です。

▲NPO法人創設時から関わられた片桐理事が議長となり総会が開始されました。

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201025 書院の間の襖が修復されました。

雨岳文庫・山口家の書院の間の「襖」の修復が終わりました。江戸時代末期の姿を残す「書院造りの座敷」の修復が「貼付け壁」と共に完了し、代官屋敷らしくキリっと引き締まった座敷となりました。

▲今回、修復された「襖」です。扁額とともに引き締まって見えます。

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