「雨岳文庫」カテゴリーアーカイブ

220217 小田急よりみち散歩の方々の山口家住宅です。

本日2/17(木)は絶好の梅見日和でした。寒い日々が続いていることが影響しているのか少し梅の開花が遅れていますが、開花を始めた梅林散歩を兼ねて「小田急よりみち散歩」の10名の方々が山口家住宅と資料館で開催されている浮世絵展を見学されて行かれました。主屋の見学時の写真は有りませんが、浮世絵展見学と梅園の散策写真を掲載させていただきました。皆さんは単独で「二の鳥居」の見学もされた後、外庭の「離れ」の横にある「水琴窟」の澄んだ水音を楽しんで行かれました。

快晴の雨岳文庫・山口家住宅に「小田急よりみち散歩」の皆様10名が到着しました。

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220212 山口家住宅・文庫蔵の屋根が新しくなりました。

公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)山口家住宅の文庫蔵の屋根が新たな装いになりました。雨岳文庫の大切な文化財を長い年月に渡って守ってきた文庫蔵2階の屋根の修復が終わりましたのでご紹介します。修復にあたっては建築に造詣の深い当財団の役員、何時もご支援をいただいています大学教授、専門家からの推薦をいただいている瓦屋さんのコラボにより、長期の風雨に耐えるガルバニウム鋼板による屋根にも関わらず丸棟と鬼瓦は昔からの瓦を使っていただく工夫をしていただきました。屋根の専門的なことはプロの目による写真撮影をしていただいていますので、文書蔵の屋根上からの新たな景観と合わせ別途ご紹介させていただきます。ご期待ください。

大山の雄姿に馴染んだ瓦屋根も近目には痛々しい姿となり、2022年(令和4)
1月18日を最後に再生の道を歩むことになりました。

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220123 自修館生徒が山口家住宅でフィールドワークをされました。

「探求」と「EQ」のカリキュラムを通して自分の好きなことを突き止め、将来への扉を開く人材育成をモットーとする中高一貫教育校・自修館中等教育学校から中学2年生5名が1/21(金)に山口家住宅に来られました。自立できる人材を育成している学校だけに5名の生徒に先生はつかず、来訪の予約も自分たちでされてこられました。生徒との事前打合せにて下記の順序で約1時間半、自由研究をされました。
①「上粕屋村間部領地地代官としての山口家を理解するために」のテーマで約10分間、伊勢原市域の行政区変遷と江戸末期の旗本について説明。②山口家の解説書を渡して、主屋の部屋の場所を先ず案内し、生徒が興味のある場所を見学いただく。③資料館前にて浮世絵展の概要を説明、館内の展示を見学頂きました。

快晴の大山を背にした山口家住宅に生徒が到着、記念撮影をしました。

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220118 山口家住宅の土蔵の記憶です。

山口家住宅中庭に面した土蔵の現在の姿にお別れすることになりました。長年に渡り土蔵の中の2万点に及ぶ古文書・古美術品・什器などを守ってきた瓦屋根ですが寄る年波には抗えず、この度屋根の修復に入ることになりました。ここに掲載した瓦屋根の写真はその最後の姿となりますので記録のために撮影したものです。新装なる屋根を有する土蔵がどのような姿になるのかが楽しみです。

この地域を治めていた旗本間部家のお殿様が好まれた景観と伝わる2階の部屋から
望む大山の遠望です。右側の白壁の蔵が土蔵です。

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220109 何と第320回の例会の秦野ぶらり会の皆様です。

本日、雨岳文庫山口家住宅に「秦野ぶらり会」の39名の皆様が来訪されました。会の皆様は鶴巻温泉駅から三ノ宮比々多神社~洞昌院~御霊神社~山口家住宅と、伊勢原市の観光ボランティアの皆さまの道案内にてウォークしてこられました、何とぶらり会は今回で320回だそうです。ぶらり会の名前の通り時間的にはかなり緩やかなウォークのようでしたが、山口家住宅にても疲れ知らずに資料館での浮世絵特別展、立派な代官屋敷を見学され、秦野の民権家群像の話しも熱心に聞かれて帰路につかれました。

驚異的な回数の例会の皆さまを大山も大歓迎されているようです。

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211211 山口家での蕎麦打ちと主屋と浮世絵見学です

本日12/11(土)の山口家住宅のチャノマでは丹沢ドン会の36名の皆様が蕎麦打ちを楽しまれ、蕎麦打ちの合間に主屋と企画展の浮世絵を熱心に見学されました。主屋と浮世絵の見学はそれぞれ20分間と予定していたのですが、もっと案内をとのご要望もあり、昼食にて自前のお蕎麦を賞味された後に再び見学をされました。好天の下、美味しいオソバ・古民家・浮世絵と3拍子揃ったイベントに、参加された皆様のお顔には笑みがこぼれていました。

江戸時代の代官所のドマでは現代人が蕎麦づくりに、お味は何時の時代のものでしょうか?

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211207 林家たけ平師匠の代官屋敷での落語会です。

12/4(土)に恒例の林家たけ平師匠の落語独演会が代官屋敷・山口家住宅にて開かれました。何時ものように冒頭は観客との軽妙なやり取りから入り、天国へ誘う「ご血脈」により皆天国へ行ってしまい、閻魔さまが地獄へのお客様がこないと嘆いている。という楽しいお話。本題はどうしようもない酒飲みの棒手振り(天秤を担いて魚などを売り歩く)が、酔いどれ気分で芝浜で拾った42両入りの財布を夢と思い込ませる妻の機転により、3年後の年末は借金取りから逃げ回っていた棒手振りの夫が、穏やかに人の気持ちを思う年末を迎えられるようになり、奥様に心から感謝する。という年の瀬に相応しい人情噺「芝浜」でした。

熱く語りかけ、15名の観客を噺に引き込むたけ平師匠です。演目の最中の撮影は控えさせていただいています。

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