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211128 山口家住宅外庭のハナレでの朗読会です。

 11/24(水)の山口家住宅外庭のハナレ「元鈴木喜三郎邸」では「手毬会」の皆さんによる「朗読会」が開催されました。会員8名が参加されましたが、童話作家で直木賞も受賞されている江國香織さんの作品「つめたいよるに」に収録されている短編から四編を4名の会員が一編ずつ担当し、朗読しました。朗読は、登場人物を情感豊かに語り分けるなど、聴いていてその情景が目に浮かぶようで、心に染み入るようでした。主催者の中尾様は、開演の挨拶で「一つ一つの作品の余韻を楽しんでほしい」と話されましたが、一編の朗読が終るごとに軽音楽を流されて、しばし朗読作品の余韻の中に身を置くことができました。

「朗読会」は木漏れ日の中のハナレで行われました。

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211126 晩秋の矢倉沢往還を歩きました。

雨岳ガイドの会では昨日11/25(木)、12/18(土)に予定している「(善波)太郎の古道と谷戸に佇む寺社を訪ねる」ウォークの下見をしてきました。江戸時代以前は古東海道として、江戸時代以降は東海道の脇往還として重要な役割を果たした矢倉沢往還のここ善波地区の姿は、現在もその面影を残す貴重な道です。昨日は落ち葉が絨毯となっているこの道と、善波太郎重氏に縁が深い三島神社と、14世紀南北朝時代に造られ伊勢原市の指定重要文化財となっている薬師さんを本尊とする勝興寺のルートを確認してきました。

古の面影が色濃く残る善波地区の矢倉沢道です。

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211120 善波太郎と近藤如水の故郷の地を歩きました。

本日11/20(土)は恒例の雨岳ガイドの会主催の文化財ウォーク「善波太郎と近藤如水を訪ねて里山を歩く」を行いました。普段は拝観できない仏像・壁画に出会ってきました。天候も晩秋の秋晴れ、枯葉を踏みしめる音も心地良い一日でした。掲載写真には出てきませんが奈良時代の条里制の口分田の面影が残る農道では、当会の顧問から大山・登尾山古墳・箱根連山・伊勢原断層・大磯丘陵を見渡しながら説明をさせて頂きました。

出発地点の鶴巻温泉駅北口での本日のブリーフィングと体操風景です。
35名の一般参加者と10名のスタッフでのウォークとなりました。

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211115 柳生心眼流皆伝巻が取り持つ交流会です。

公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)には山口家5代当主が授けられた柳生心眼流の皆伝巻5巻が保管されています。この皆伝巻が取り持つ縁で11/14(日)に柳生心眼流を古都鎌倉で昔から鍛錬されています鎌倉練武会の皆様と交流が持てました。練武会の皆様は皆伝巻に記されている技を演武できますので、春色フェスタなどの場で披露いただきたいと思いましたが春色フェスタが実施されず残念です。もしこのような機会が有りましたらお声がけをいただけたら幸いです。

柳生心眼流皆伝巻の兵法書・剣術極意巻の巻物です。この中には授けられた技名が
記されていますが、極意は口伝となっています。また心眼流の位置づけが柳生家の系図にて示されています。

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211107 浮世絵で見る大山詣り展がスタートしました。

伊勢原市制施行50周年記念 日本遺産・企画展「浮世絵で見る大山詣り」が雨岳文庫・資料館でスタートしました。毎週日曜日に公開されますが初日の今日は建築士ご夫妻、大学院生、市民まちづくり活動をされている方、ご自分の先祖捜しをされている方など各地から多才な9名の方が来訪され、6名の方が主屋見学をされました。また立冬の山口家住宅の前庭の松の木では季節の風物詩「菰巻き」がされていました。ご覧ください。

山口家のご当主に、本企画を計画した会員からご説明させていただいています。

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211105 !秋の雨岳文庫に行こう!

本日11/5(金)の山口家住宅の畑では、秋晴れの下、比々多小学校の30名の皆さんが校外学習を楽しみました。学習テーマは「自分のことは自分でする」「すすんで挨拶する」「いっぱい楽しもう」です。学校から山口家住宅まで片道約1時間を歩き、主屋前での大きな声での挨拶、自分の持ち物を自分で点検をしながらも、芋ほりや虫取り、栗拾いを「いっぱい楽しまれた」ようです。

山口家住宅の前庭での「あいさつ」と今日の行動予定の確認です。

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211101 山口家住宅での外国人向け解説研修です。

市の観光ガイド外国語養成講座では、外国人向けに歴史施設の英語による解説研修を続けています。10/31は江戸後期の社会の不安を除くために山口家の当主をはじめ地元民が「国土安寧」を願い建立した石造りの立派な「二の鳥居」と、国登録有形文化財である江戸末期の代官所造りの「山口家住宅」の解説研修に来られました。研修の講師は石井様、生徒は8名の観光ガイド養成講座研修生でした。

二の鳥居前での英語解説です。石井講師によりますと、外国人の視点は私達と違うようです。どのような解説がされたのでしょうか?

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211101 養蜂活動が山口家の梅林で行われています。

虫たちに優しい自然林の減少は日本ミツバチの生息地を著しく狭めていますが、ここ山口家住宅の梅林では、日本ミツバチが大切に養蜂グループの皆さんにより守られています。現在も自然がそのまま残っている貴重な林の中で、10/29は9名の皆様が養蜂活動をされました。

梅林では幾つかの巣箱が厳重に管理されていますので、蜂さん達も安心して自然林を元気に飛び回っているようです。

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211030 11/20は善波太郎の里を歩きます。

来る11/20(土)に雨岳ガイドの会は「善波太郎の里と近藤如水を訪ねて里山を歩く」ウォークを計画しています。このウォークを安全・楽しいものとすべくガイドのメンバーはコースの下見を行いましたのでご紹介致します。

源頼朝の有力御家人の和田義盛に縁のあるお寺です。寺の山号「幡松院」は
どのような謂れを持っているのでしょうか?

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