山口家住宅中庭に面した土蔵の現在の姿にお別れすることになりました。長年に渡り土蔵の中の2万点に及ぶ古文書・古美術品・什器などを守ってきた瓦屋根ですが寄る年波には抗えず、この度屋根の修復に入ることになりました。ここに掲載した瓦屋根の写真はその最後の姿となりますので記録のために撮影したものです。新装なる屋根を有する土蔵がどのような姿になるのかが楽しみです。
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220109 何と第320回の例会の秦野ぶらり会の皆様です。
本日、雨岳文庫山口家住宅に「秦野ぶらり会」の39名の皆様が来訪されました。会の皆様は鶴巻温泉駅から三ノ宮比々多神社~洞昌院~御霊神社~山口家住宅と、伊勢原市の観光ボランティアの皆さまの道案内にてウォークしてこられました、何とぶらり会は今回で320回だそうです。ぶらり会の名前の通り時間的にはかなり緩やかなウォークのようでしたが、山口家住宅にても疲れ知らずに資料館での浮世絵特別展、立派な代官屋敷を見学され、秦野の民権家群像の話しも熱心に聞かれて帰路につかれました。
211219 太郎と矢倉沢往還の古道を歩きました。
雨岳ガイドの会では12/18(土)に恒例のウォーク「太郎の古道と谷戸奥に佇む寺社を訪ねる」を実施しました。天候は良かったのですが寒い中を一般参加者39名とスタッフ11名の50名にて3班に分かれて「矢倉沢往還」と「関東ふれあいの道」を辿りながら天正5年(1577)に開かれた勝興寺を訪ねました。残念ながら三島神社は道筋の足元が悪いため訪問を取りやめましたが、勝興寺ではご住職自ら本堂と旧伏見宮別邸のご説明をいただいた上に、昼食を本堂内にて、また綺麗なトイレも使わせていただきました。参加者・スタッフともに大感激でした。
211211 山口家住宅の晩秋の彩です。
雨岳文庫山口家住宅の晩秋の彩を紹介します。お楽しみください。評価の高いSONYのセンサーが具えられたカメラにより撮影しているのですが、腕が悪く色がくすんでいるようです。是非ご自分の目にて確かめてみてはいかがでしょう!
211211 山口家での蕎麦打ちと主屋と浮世絵見学です
本日12/11(土)の山口家住宅のチャノマでは丹沢ドン会の36名の皆様が蕎麦打ちを楽しまれ、蕎麦打ちの合間に主屋と企画展の浮世絵を熱心に見学されました。主屋と浮世絵の見学はそれぞれ20分間と予定していたのですが、もっと案内をとのご要望もあり、昼食にて自前のお蕎麦を賞味された後に再び見学をされました。好天の下、美味しいオソバ・古民家・浮世絵と3拍子揃ったイベントに、参加された皆様のお顔には笑みがこぼれていました。
211208 伊勢原市老人福祉大学ツアー報告です
211207 林家たけ平師匠の代官屋敷での落語会です。
12/4(土)に恒例の林家たけ平師匠の落語独演会が代官屋敷・山口家住宅にて開かれました。何時ものように冒頭は観客との軽妙なやり取りから入り、天国へ誘う「ご血脈」により皆天国へ行ってしまい、閻魔さまが地獄へのお客様がこないと嘆いている。という楽しいお話。本題はどうしようもない酒飲みの棒手振り(天秤を担いて魚などを売り歩く)が、酔いどれ気分で芝浜で拾った42両入りの財布を夢と思い込ませる妻の機転により、3年後の年末は借金取りから逃げ回っていた棒手振りの夫が、穏やかに人の気持ちを思う年末を迎えられるようになり、奥様に心から感謝する。という年の瀬に相応しい人情噺「芝浜」でした。
210202 山口家住宅での落語会のご案内です。
211128 山口家住宅外庭のハナレでの朗読会です。
11/24(水)の山口家住宅外庭のハナレ「元鈴木喜三郎邸」では「手毬会」の皆さんによる「朗読会」が開催されました。会員8名が参加されましたが、童話作家で直木賞も受賞されている江國香織さんの作品「つめたいよるに」に収録されている短編から四編を4名の会員が一編ずつ担当し、朗読しました。朗読は、登場人物を情感豊かに語り分けるなど、聴いていてその情景が目に浮かぶようで、心に染み入るようでした。主催者の中尾様は、開演の挨拶で「一つ一つの作品の余韻を楽しんでほしい」と話されましたが、一編の朗読が終るごとに軽音楽を流されて、しばし朗読作品の余韻の中に身を置くことができました。
211126 晩秋の矢倉沢往還を歩きました。
雨岳ガイドの会では昨日11/25(木)、12/18(土)に予定している「(善波)太郎の古道と谷戸に佇む寺社を訪ねる」ウォークの下見をしてきました。江戸時代以前は古東海道として、江戸時代以降は東海道の脇往還として重要な役割を果たした矢倉沢往還のここ善波地区の姿は、現在もその面影を残す貴重な道です。昨日は落ち葉が絨毯となっているこの道と、善波太郎重氏に縁が深い三島神社と、14世紀南北朝時代に造られ伊勢原市の指定重要文化財となっている薬師さんを本尊とする勝興寺のルートを確認してきました。