山口家住宅のドマの天井で泳いでいた明治時代と昭和時代中期の鯉のぼりが元気になりました。特に4匹の鯉のぼりの口元と一部の鯉の目玉の布が擦り切れ状態にありましたが、山口家住宅のご近所の手縫いの達人(匠)の奥様が修復してくださいましたのでご紹介致します。
▼3間もある巨大な明治時代の鯉のぼりです。吹き流しはドマの天井には飾れませんので本日は貴重なお披露目の日であり、虫干しの日でもあります。緋鯉は小さく見えますが1間半の長さが有ります。
▼真鯉の口元はボロボロでグリップを使い何とか紐に止めていましたが、この様に丈夫な口元になりました。改めて見ると可愛い顔をしていますネ。
▼昭和中期の真鯉と緋鯉です。真鯉は2間半あります。
▼昭和中期の真鯉の目玉は今にも外れそうでしたが、この白い布で裏打ちされ眼力を回復しました。
▼口元が整った明治と昭和期の真鯉と緋鯉が仲良く添寝です。20畳のチャノマが狭く見えます。
*鯉たちも元気をいただいた手縫いの達人の奥様に感謝・感謝です!!
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