220212 山口家住宅・文庫蔵の屋根が新しくなりました。

公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)山口家住宅の文庫蔵の屋根が新たな装いになりました。雨岳文庫の大切な文化財を長い年月に渡って守ってきた文庫蔵2階の屋根の修復が終わりましたのでご紹介します。修復にあたっては建築に造詣の深い当財団の役員、何時もご支援をいただいています大学教授、専門家からの推薦をいただいている瓦屋さんのコラボにより、長期の風雨に耐えるガルバニウム鋼板による屋根にも関わらず丸棟と鬼瓦は昔からの瓦を使っていただく工夫をしていただきました。屋根の専門的なことはプロの目による写真撮影をしていただいていますので、文書蔵の屋根上からの新たな景観と合わせ別途ご紹介させていただきます。ご期待ください。

大山の雄姿に馴染んだ瓦屋根も近目には痛々しい姿となり、2022年(令和4)
1月18日を最後に再生の道を歩むことになりました。

瓦職人さんにより役目を終えた瓦が外されています。ご苦労様でした。
新たな装いを支える下屋根の工事もほぼ終わりに近づきました。
文庫蔵の中に保管されている諸文化財は今月(2月)からはこのガルバニウム鋼板屋根により長期に渡り守られて行きます。

皆様の智恵と工夫で残された「丸棟」と「鬼瓦」は引続き私たちに昔を語りかけてくれることでしょう。

以上は建築には疎い雨岳文庫事務局からのご報告です。瓦屋さんからのご紹介を楽しみにお待ちください。

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