2022年(平成4年)5月28日土曜日、前夜の雨が上がり、蒸し暑さに負けぬよう、そして無理のない野良仕事の開始です。
今年は大好評でたっぷり収穫できたそら豆を片付けます。晩成の玉ねぎを一部収穫しす。
里芋の芽が周りの草に隠れて出てきています。うっかり芽を折ってしまわないよう注意深く気をつけての除草作業です。抜いた草を芽の周りに置いて雑草マルチにしています。
落花生の芽も生えてきました。こちらも腰を丸めての草取り作業です。
ネギの周りも草だらけ。こちらも丁寧に、丁寧にネギだけのスペースにしてあげます。
青菜も雑草の中から救出。今日のお土産になりました。畑一面植物の威力が発揮されています。
ナタネのタネ取りです。棒で叩いて鞘からタネを出しています。山口邸には農家の知恵の農具「くるり棒」という専用の棒があります。たくさんの量がある時は必須の道具だったのでしょう。今回は竹棒で叩きました。
そして、ナタネのタネをとる「唐箕(とうみ)」という器械です。本来はモーター付きの電動の機械でしたが、会員の中尾さんが手動式に改良しました。夾雑物を取り除く目的で使用します。
みんな興味津々です。手動という魅力が人を惹きつけているようです。
このオレンジ色の大きなちりとりのことを「手箕(てみ)」といい、この中に夾雑物と混ざったタネを入れて、上下に振ってゴミだけを風で飛ばします。昔は竹製でしたね。自然の会でもこの手箕を上手に扱える会員が多くなってきました。
本日の畑からのプレゼントです。新聞紙に包んで山分けです。
休憩中は、カリカリ甘梅の試作品や、電気釜の保温利用で作れる甘梅とそのエキスジュースをロックでいただきました。テント内で味わう手作り清涼飲料でした。
◉参加者:20名 ◉お土産:ソラ豆、玉ねぎ、カブ、レタス、大根の間引き菜、青菜等 ◉6月4日土曜日、畑で作業の予定です