211115 柳生心眼流皆伝巻が取り持つ交流会です。

公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)には山口家5代当主が授けられた柳生心眼流の皆伝巻5巻が保管されています。この皆伝巻が取り持つ縁で11/14(日)に柳生心眼流を古都鎌倉で昔から鍛錬されています鎌倉練武会の皆様と交流が持てました。練武会の皆様は皆伝巻に記されている技を演武できますので、春色フェスタなどの場で披露いただきたいと思いましたが春色フェスタが実施されず残念です。もしこのような機会が有りましたらお声がけをいただけたら幸いです。

柳生心眼流皆伝巻の兵法書・剣術極意巻の巻物です。この中には授けられた技名が
記されていますが、極意は口伝となっています。また心眼流の位置づけが柳生家の系図にて示されています。

取縄巻では捕られた者が、当時の社会のステータスにより縛られ方が違うことを教えて頂きました。誓子には皆伝者がしてはならないことが記されています。破ると天罰が下ると記されています。規律が守られているのですね。
徳川11代の家斉将軍の時に、山口家5代当主は皆伝を受けています。27歳の時だと思います。剣の腕を替われてでしょうか、元武田信玄の優秀な幹部からなる八王子千人同心にも関わっています。
真中に柳生但馬守宗矩の名前が。左端の小松原甚兵衛から5代当主は皆伝を受けています。
来館された鎌倉練武会の大舘師範、荒木師範代ほか2名の皆さまです。
 極意巻に記されている技を修得されておられるので演武を披露いただける場があると良いですね。

*鎌倉練武会の皆様への連絡先は0467-25ー6491です。

 

 

 

 

 

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