9月28日、川崎の溝口周辺を歩きました。参加者25名。この地域は大山街道と府中街道が交差する交通の要衝で、旧宿場町の面影が少し残っていました。また、人だけでなく文化の交流地でもありました。画家岡本太郎の母・岡本かの子、第一回人間国宝・文化勲章受章の陶芸家濱田庄司は溝口生まれ、また漫画家手塚治虫のルーツも溝口にありました。
午前中は「大山街道ふるさと館」で「地域開発とその後の民権家たち―武相中央鉄道をめぐって―」のテーマで学習会。
午後から、地域の民権運動のリーダーだった上田忠一郎の旧居跡、江戸初期造られた大変古い農業用水・「二ケ領用水」、多くの民権家が眠る「宗隆寺」などを歩き、最後は「日本地名研究所・川崎市立地名資料室」でお話を伺いました。発見と実り多き民権散歩となりました。

現在も流れる「二ケ領用水」

宗隆寺境内と本堂
民権家たちの演説会場や小学校校舎にも使用されていた

宗隆寺境内の上田家墓碑の前で

宗隆寺境内で

「日本地名研究所・川崎市立地名資料室」の中
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