「雨岳自然の会」カテゴリーアーカイブ

250906 西富岡の畑で野良作業/大根播種

2025年(令和7年)9月6日(土)朝の日の出の時間が5時18分とだいぶ遅くなってきましたが、秋の気配はまだまだで西富岡の畑の上空は夏空でした。飛来しているトンボの数は確実に増えてきているようなのですが。

「べったら漬けと沢庵」用の大根作りです。生大根なまだいこんを加工して発酵漬物を作り始めて10年目になりました。今日のミッションは①畝作り。②マルチ貼り。③播種。と④いつも通りの畑の除草作業です。

ミーティングは8時半に始まりましたが、時間前に来て除草作業を黙々としてくださった方の背中は汗びっしょりでした。

先週はカラカラに乾いた土壌に4本の畝を整備しました。その後、台風15号とともに恵の雨がたっぷりと降りました。

大根をまっすぐに作るために畝高を高くしています。

土を高く盛った畝を平らにしてマルチを貼ります。

1畝(約23メートル)、2列(76✖️2=152穴)の黒マルチで、練馬大根は3列(約228本)。大くら大根は一袋の種数が足りなかったので、2列と65穴で(約217本)ができる予想です。穴には3粒のタネを蒔きましたが、発芽状態を見ながら追い蒔きをするかもしれません。

落花生の試し掘りをしました。粒の大きいオオマサリです。茹でて食べると美味しいとされていて、13日には畑で茹でていただきます。

お役目の終わった十六ささげが枯れてきています。絡んだネットごと乾かして、ネットを回収します。

サツマイモの試し掘りです。ちょっと小ぶりのようなので、もう少し待ちましょう。

津久井大豆の畑にマメハンミョウという有毒昆虫がいました。素手で触ると火傷をしたような水脹れになるそうです。見つけたら踏み潰したりせずに空き瓶等に集めて処分がいいそうです。虫好きの少年たちにもみんなで注意喚起をお願いします。

(左上)マメハンミョウは一見蛍のように見えましたが実は有毒昆虫です。(右上)日本国中どこでも見られるヒメバッタと思われます。サツマイモをかじっていたのはエビガラスズメの幼虫で、被害が大きくなる前に捕獲しなくてはなりません。色々な生物との共生はなかなか難しいものです。

ピーマンの収穫です。ここにもマメハンミョウがいたとの証言がありました。マメハンミョウは希少昆虫とかで、全国的には少なくなっているようですが神奈川県では要注意種の指定があるそうです。

西富岡の畑の里芋は美味しいと評判です。2千坪の畑がわずかに東に傾斜していて1番東側の畑で保水がいいのかもしれません。他所様の里芋と比較しては申し訳ないですが、当方の里芋の元気なこと。身内自慢ですみません。

畑の西側のヒマワリの後です。雑草の伸びるのは本当に早くびっくりです。伊勢原駅北口駐在所前の看板に熊出没注意喚起がありました。クマもドキドキでしょうね

◉参加人数:19名 ◉お土産:ピーマン。◉次回の作業予定:9月13日(土)落花生(オオマサリ)の収穫と同時に畑で茹でて食べる予定です。宴会部長も張り切っていらっしゃいます。気楽にご参加ください。

250830 西富岡の畑で野良作業/秋大根畝準備

 2025年(平成7年)8月30日(土)。今日も熱中症警戒アラートが出るくらいの暑さでした。にもかかわらず19名の会員が集合し、大根の畝作りを先週より引き続き頑張りました。

先週は雑草だらけでしたが、除草後、小口さんがトラクターを入れてくださいまして、ご覧の通り優しい土壌になりました。そして、丁寧に草の根っこを取り除いています。

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250802 西富岡の畑で野良作業

2025年(令和7年)8月2日(土)猛暑の畑に少しでも涼しい内にと、8時30分に集合しました。すでに照り返しの暑さではありましたが。。

今日のミッションは①津久井大豆周りの除草、②落花生の保護、③十六ささげの収穫、④枝豆周りの除草、⑤ピーマンの収穫、⑥サツマイモ、空芯菜周りの除草、⑦畑全体の除草等、ほぼ夏草との戦いになります。 続きを読む 250802 西富岡の畑で野良作業

250726 自然の会 令和7年度 2回目勉強会

2025年(平成7年)7月26日(土)本年度の2回目の勉強会を開催しました。テーマは二つ。⒈『伊勢原で出会った小さな生き物たち』講師:楢林充子さん ⒉『健康について考えてみよう』   講師:田所忠弘さん。お二人とも、雨岳自然の会の古くからの会員さんです。

猛暑の土曜日でしたが、伊勢原市の中央公民館には自然の会会員25名が集まりました。

1.伊勢原で出会った小さな生き物たち

楢林充子さんは、虫博士と呼ばれていて特に蜘蛛が大好きです。楢林さんのスマホに収められている写真の95%は「虫類」です。

2.『健康について考えてみよう』田所忠弘さんは長年教員を務めています。ヒトが生物・生命体として生き続けて行く中で、考えることは多々あるものです。という話題提供がありました。

佐々木さんより、西富岡の畑の栽培スケジュールについてのお話がありました。また、澄江さんから収穫した作物の有効利用についての問題提起もありました。

勉強会後は、小学生会員から80代会員まで世代を超えて共に飲食の時間を過ごせましたこと貴重で嬉しく思います。皆様ありがとうございました。

◉参加者25名 

250712 西富岡の畑で枝豆収穫Party

2025年(令和7年)7月12日(土)ちょっとどんよりとした曇り空でした。作業するにはカンカン照りよりもしのぎやすい畑です。今日は待望の枝豆Partyです。

と、張り切ったものの、実がみっちり入った枝豆という収穫予想が外れました。もう少し置いた方が実が大きくなる可能性があり、畝の半分のみの収穫としました。枝豆Partyに不足があっては。と懸念した収穫担当部長が市販の枝豆を3袋ほど購入していてくださって、正解でした。 続きを読む 250712 西富岡の畑で枝豆収穫Party

250621 西富岡の畑でジャガイモ(キタアカリ)の収穫

2025年(令和7年)6月21日(土)、まだ梅雨が明けてはいないのに、熱中症を心配する気温まで上昇しました。西富岡の畑ではテントで日陰を作って体温を下げています。

当会では「畝作り」がプロ並みになってきています。10年近くも耕し続けている土の形態も、ふかふかした団粒構造と言えるようないい土になってきたようです。

今日もネギ用の畝を作るのに20分もかかってないようでした。溝を切って豚糞を入れました。豚糞はまだ一部発酵してない部分もありました。

ネギの種類は八百屋さんで売っている白ネギ(長ネギ)と青ネギ(葉ネギ)の区別くらいが一般的ですが、栽培別に見ると株が分かれて次々増える分けつネギと、株別れしにくい一本ネギ等があります。用途に応じて1年中絶やさず栽培ができるネギもあるようで、薬味代倹約できそうです。

ジャガイモの茎が枯れてきて、収穫の時がきています。先週は3畝栽培した内の2畝のトウヤを収穫しました。今日は残り1畝のトウヤと2畝のキタアカリを収穫しました。

掘り起こした土の中から次々ジャガイモが出てきます!なんて素晴らしい瞬間でしょうか。

収穫の喜びは古今東西老若男女いつの時代でも嬉しいものですね。

3月1日に ①トウヤ→②サヤクイーン→③キタアカリ→④トウヤ→⑤サヤクイーン→⑥キタアカリ→⑦トウヤの種イモを植えました。①〜③は堆肥+野焼き灰は無し。 ⑤〜⑦は堆肥+野焼き灰は有り。④は境界線となります。今日の段階ではサヤクイーンの収穫は終わってません。収量にはかなりのばらつきが出ています。

畝番
品種 トウヤ サヤクイーン キタ アカリ トウヤ サヤクイーン キタ アカリ トウヤ
肥料 無し 無し 無し 境界線 有り 有り 有り

収量Kg

51Kg

 

未収穫 102Kg

75  Kg

未収穫 92  Kg 40Kg

今年も北條さんご出身岐阜県の郷土野菜十六ささげを栽培しています。豆科の植物なので根粒菌の働きによってか生育がすごく早いようです。

みるみるでっかくなってきます。ポットに蒔いたのは5月3日で、2ヶ月後には収穫できるようなので、あと2週間後には食べられそうです。

白鳥枝豆が順調です。早生わせの品種で、栽培期間が80〜90日とのことで、7月の第3土曜日(7月19日頃)が美味しくなるようです。     ネギ、タマネギ、落花生、枝豆等ほとんどの種には「早生 中生 晩生わせ なかて おくて」の区別があり、生育期間の長さが異なります。

落花生の花が咲き出しています。8月の上旬が収穫時になります。チバ半立はんだちはブランド品の落花生として某デパート等で販売され超高級品です。当会の畑のブランド品が楽しみです。

ちびっ子会員さんが足並み揃えてやって来ると、畑には優しい風が一緒に流れてきます。

畑Caffでは冷たい氷入りの手作りジンジャエールの差し入れがありました。ビワの実もまだまだ十分になっていてビワの実談義にも花が咲きました。

食用にされる作物ばかりでなく、サトイモの葉っぱが水を弾く等植物が織りなす機能性についても遊びながら実感できる環境です。

シオカラトンボがブロッコリーの横の棒にいました。赤い花はいい匂いのするモダルナ、ベルガモットとも呼ばれているようです。蜘蛛の名前はハラクロコモリ蜘蛛、卵嚢を大事そうに抱えて動き回っていました。「蜘蛛の子を散らす」ように小さな蜘蛛が出てくるのでしょうね

◉参加者数:20名 ◉お土産:キタアカリ5Kg程度 ◉次回の作業日:6月28日(土)サヤクイーンの収穫 津久井大豆の播種等