2025年(令和7年))12月7日(日)、昨日作成の甘麹(米麹甘酒とも言う。酒粕甘酒とは別物)を、2週間塩漬けにしてあった大根に漬け込む作業です。
干してある大根は沢庵用の練馬大根です。昨日収穫して干しました。今月の20日に糠漬けにします。べったら漬け用の塩漬け大根をちょうど良い塩加減まで塩出しをしています。
牛舎では4%濃度の塩で2週間過ごした大くら大根が128Kg(8樽)。昨日の甘麹はカイロを入れた保温ボックスの中にいます。畑に霜が降りたような気温のため、ホカホカの毛布で何重にも巻いておきました。
塩漬けにした後の重量を測っています。塩漬け前の大根125Kg が88.4Kgとなり水分36.4Kg減少、生大根の 約3割の水分が抜けていました。塩蔵後約3割水分が抜けると言うデーターはここ数年同じような数値が得られています。
4%の食塩水で2週間漬けておくと、少ししょっぱいと感じる人、いい塩加減と思う人との分かれ目のようです。とはいえ減塩が好まれる昨今、30分ほど井戸水で塩抜きをしました。
塩抜き後、直射日光に当てて表面を乾かしたのち甘麹と合体させます。作りたての甘麹の糖度は38.9度もありました。1晩寝かせて発酵時間を経過後の糖度を測りましたが測定不能と出てしまいました。2倍希釈に薄めた液を使うのがいいのかもしれません。試す時間がなく続行しました。樽開け時の糖度検査をする予定です。
塩抜きをして、表面を乾かした大根を2つの樽(約44.2Kg)に並べて甘麹で漬け込みます。べったら漬けの本漬けとなります。

本漬けのべったら樽2つ。44.2Kgの大根に甘麹、砂糖4Kg、みりん1ℓ、羅臼昆布等が入っています。このまま20日の樽明けを待ちます。使い終わった樽も綺麗に洗いました。20日は牛舎の大掃除も行います。
◉参加人数:11名、お土産:ほうれん草 ◉次回の予定:12月20日、牛舎の大掃除、沢庵の本漬け、べったらの樽開け、最後に納会を行います。一品持ち込み大歓迎です。
畑では昔ながらの沢庵を漬け込むために「練馬大根」の収穫をしました。
冬野菜が出揃ってきました。農薬を使ってませんが、病気はほとんど見られない立派な作物たちです。ちょっと自慢したくなります。
畑にある井戸水で綺麗に洗います。
この青空の下で、自然の会の仲間たちと土いじりが出来る幸せな時間です。いつでも体験希望者を歓迎しています。
今年も玉ねぎを植えています。早生500本、晩生500本、サラダの彩りに赤玉ねぎ200本。大きな玉ねぎも魅力ですが、小ぶりに仕上げた方がキュッとしまった日持ちの良い玉ねぎができるようです。
5穴マルチのうち4穴に丁寧に苗を植え、上から土をかぶせ、押さえます。1000本を超える苗植えですが、みんなですればあっという間に完了でした。
オキシドール1%溶液で20分浸水したそら豆の種から可愛い芽が出てきています。もう少し大きくなったら畝に移植します。
そら豆用の移植先の畝はこちら。準備万端整えてあります。
9月6日に種まきをした聖護院大根です。11月15日の収穫まで70日間を土の中で過ごし、こんなに立派になりました。土壌って凄いです。
聖護院大根と同じく70日後に大きくなった鍋料理に向いているという「源助大根」も抜きました。青首大根は今日は抜いていません。来週以降のお楽しみです。立派になっているのはイキイキした葉っぱからもわかります。
ブロッコリー、白菜の除草作業です。地味な作業ですがいつもちびっ子会員も頑張ってくれます。
なんとまだまだ立派なピーマンがたくさんできて、みんなのお土産になります。
午前中の陽だまりで休憩時間を過ごします。
今日は可愛い1年生のご家族が体験で来てくれました。自分で抜いた大根がお土産で、ルンルンルンと畑を走り回る姿は頼もしいものでした。
日本の神事に新米を神様に捧げて感謝する行事がいくつかあります。当会の「収穫祭」も食物や自然の恵みに感謝する気持ちを込めての開催です。
夏場のあの戦闘的な草取りと違って、可愛い感じの草取り時間です。苗を植えるにもなんとなく優しくなれる季節です。
作業後は、伊勢原中央公民館へ「狸汁」の試食付きの勉強会に向かいました。
本日のお土産はサツマイモ、千葉半立ち(落花生)とピーマンです。秋の到来を告げる彼岸花が畑を賑やかにしていました。
今年の落花生は豊作でした。