雨岳文庫・山口家住宅・資料館では、8/19(土)から下記期間の土曜日と日曜日に、下記資料展が開催されます。資料展では明治期に此の地からアメリカ本土やハワイに渡った青年達の足跡を紹介しています。私達に余り知られていない、身近な若者たちの足跡を訪ねては如何でしょうか!
主催の雨岳民権の会からの投稿です。
(1)3月24日(金)、「小笠原(おがさわら)東陽(とうよう)と耕餘(こうよ)塾(じゅく)跡」をテーマに藤沢辻堂駅に集合。午前中は学習会。午後から羽鳥地域を歩きました。
参加者は23名。汗をかいて歩きましたが、終了後に雨が降り始めました。
(2)今回は三嘴家住宅跡、耕餘塾跡、一の鳥居、浮世絵館など見学しました。(1~4写真参照)
11/13(日)雨岳文庫山口家住宅にて開催された第8回湘南社民権講座”盲目の民権家・府川謙斎”のご紹介です。一般参加36名、府川謙斎のご子孫9名、スタッフ10名の計55名が集いました。主催された雨岳民権の会の豊からの紹介文と写真5枚による講座の紹介を致します。
平塚出身の民権家・府川謙斎は盲目の民権家として一部では知られていましたが、全貌は全く知られていませんでした。ある時期、突然、神奈川を去り東京へ転居しますが、その後、消息不明となっていました。ところが謙斎は土佐(高知)で民権家として大活躍をし、その後、三重県津市の「津観音」で生涯を閉じていたことがわかりました。このことは、謙斎の子孫・木下蜜運さんの書物で知ることができました。神奈川から忽然と消えてしまった謙斎が今によみがえった感動を覚えました。
今日(11/13)は、謙斎の5名のご子孫が東大阪市・三重県津市・静岡市・東京から参加されました。神奈川で行動を共にした民権家のご子孫、また山口家当主も参加されました。
当時の民権家たちはどう生きていたのでしょうか。現代の私たちに何を語りかけているのでしょうか。ささやかな企画でしたが、多くの方々に支えられて、何とか終えることができました。ありがとうございました。
▼講演は「NPO法人ガチャパンと共に生きる会」の鷹林茂雄様により行われました。
「自由民権運動ってなんだろう?「憲法」って何だろう?」
今から140年前(明治前期)、全国で国会開設を求める運動や憲法の議論が活発に行われていました。
同じ頃私たちの地域でも「主権トハ何ゾヤ」など憲法論議がさか
んでした。
雨岳文庫には、当時の民権家たちが記した貴重な史「綴」(和紙に書かれた原稿の束) 料が残されていて、その高度な内容におどろきます。
【資料展】 10/8(土)~12/10(土)土・日のみ
10:00~15:00(入館無料)
会場/雨岳文庫資料館
*資料代 100円
【民権講座】11/13(日)“盲目の民権家 府川謙斎の生涯”
13:30(受付 13:00)~15:00
会場/山口家住宅主屋
鷹林茂男(たかばやししげお)さん (NPO 法
ガチャバンとともに生きる会)
*資料代 500円
*定員30名(裏面申し込み先へお願いいたしま
す)
詳しくは、下記をご覧ください。
第4回湘南社自由民権資料展・第8回湘南社民権講座(府川謙斎)
雨岳民権の会では3/27(日)に「武相の民権運動と民権家たち」を訪ねて一般参加者15名とスタッフ7名にてゆかりの深い町田市を歩きました。コロナ禍の中でもありできるだけ参加人数を少なくして実施しました。小田急線鶴川駅で下車、バスで町田市立自由民権へ行き、午前中は学習と常設展の説明を受けました。学芸員のわかりやすく、ユーモアある語り口に引き込まれました。午後から、民権運動家の墓碑、屋敷跡など見学しました。全体が森、池、都市公園として整備されており、多くは民権家たちの所有地や屋敷跡が活用されていました。多摩地域の民権運動と相模野民権運動がネットワークでつながりながら地域的特徴があることも理解できました。天候にも恵まれ、桜満開の下での民権散歩となりました。
第6回湘南社民権散歩を来年3月に開催します。
事業名 第6回 湘南社 民権散歩「武相の民権運動と民権家たち」
日 時 2022年3月27日(日)9:30~15:20
参加費 700円(資料・保険代含む)
定 員 20名(小雨実施・中止の場合は前日までに連絡します)
詳細は下記
公益財団法人雨岳文庫・雨岳民権の会では、民権講座として従来から講演会を行ってきましたが、今回は特別企画として新たな取り組みを実施しました。主たるテーマは下記の通りです。
(1)地域の中での雨縛文庫の役割
(2)身近な地域(伊勢原)の歴史を学び、地域で活躍した民権家たちを顕彰する。
上記(1)については津田政行・雨岳文庫専務理事から山口家歴代のご紹介と国登録有形文化財山口家住宅の解説、雨岳文庫が農村の近代化に果たした役割について講演をいただきました。上記(2)については地方農政の開拓者・山口書輔の子孫にあたる山口義文様の奥様と山口家11代当主の匡一様のお二人から、書物からは知ることのできない視点からお話を伺いました。参加された38名の方からは有意義な企画であったとの声をいただき感謝しています。少ない写真ですが、講演会の模様を紹介致します。
公益財団法人雨岳文庫(うがくぶんこ)山口家住宅では、9/19(日)の午后、「2021年 第7回湘南社民権講座 特別企画」<雨岳文庫と伊勢原の民権家たち>を開催します。
今回の企画は 民権家(山口左七郎、山口書輔)のご子息から見たお話も伺える貴重な機会ですがコロナ感染対策のため参加人数が制限されています。詳細は下記添付ファイルを参照ください。
民権の会特別企画 雨岳民権の会
2021年 第7回湘南社民権講座 特別企画
<雨岳文庫と伊勢原の民権家たち>
2021年8月26日
伊勢原の民権家たちの顕彰と地域理解を深める意味で企画いたしました。コロナ禍という厳しい状況ではありますが、十分に感染対策を取りながら行います。なお、当日は民権資料展も開催中です。
1.日時 2021年9月19日(日)13:30~15:00
受付 13:00 ~
2.会場 山口家住宅主屋(広間:チャノマ)
3.参加人数(定員) 20名
4.内容
(1)地域のなかの雨岳文庫(30分)・・・津田 政行 さん
(2)地方農政の開拓者・山口書輔さんのこと(20分)・・山口 さく さん
(3)子孫の目で見た民権家の人たち(20分)・・・山口 匡一 さん
5.日程
1:00 受付
1:30 お話(30分)質疑 *スライド含む
2:00 お話(20分)質疑・休憩
2:30 お話(20分)質疑・休憩 *動画含む
3:00 終了
<申し込み> 吉水亮太郎
電話 090-8081-6305
e-mail ry551103@yahoo.co.jp
雨岳文庫の資料館で、8月と9月の土曜、日曜日に自由民権資料展を開催中です。雨岳民権の会のメンバーが、ご来場をがお待ちしています。
主な展示内容
・近世の伊勢原 (上粕屋村絵図、地域の変遷)
・近代化のあゆみ(明治から今日までの年表など)
・自由民権の時代(伊勢原の民権家群像、著書・関係資料の展示、史跡・人物などの写真)
・海外(アメリカ・ハワイ)へ渡った民権派青年たち
・雨岳文庫の紹介
雨岳文庫の資料館に、8月1日から9月30日までに展示する「第3回湘南社・自由民権運動の資料展」の準備が進んでいます。その一部を紹介します。
①幕末から明治前期の伊勢原のようす
主な内容は
*上粕屋村郷絵図
*明治から現在までの行政に変化
*浮世絵に描かれた大山など