公益財団法人雨岳文庫・雨岳民権の会では、民権講座として従来から講演会を行ってきましたが、今回は特別企画として新たな取り組みを実施しました。主たるテーマは下記の通りです。
(1)地域の中での雨縛文庫の役割
(2)身近な地域(伊勢原)の歴史を学び、地域で活躍した民権家たちを顕彰する。
上記(1)については津田政行・雨岳文庫専務理事から山口家歴代のご紹介と国登録有形文化財山口家住宅の解説、雨岳文庫が農村の近代化に果たした役割について講演をいただきました。上記(2)については地方農政の開拓者・山口書輔の子孫にあたる山口義文様の奥様と山口家11代当主の匡一様のお二人から、書物からは知ることのできない視点からお話を伺いました。参加された38名の方からは有意義な企画であったとの声をいただき感謝しています。少ない写真ですが、講演会の模様を紹介致します。
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推薦文を書かれた貴族院議員で国の農政に大きな功績を残された千石興太郎氏です。
著された山口書輔氏の曾孫のご当主の奥様、山口さく様からは内輪のお話しが。
したが、やはりご本人からの直接語り掛けられた日本の自作農の集合が果たす
役割などが有意義で皆様から喝采を浴び、機器の準備不足をカバーいただきました。
頂きました。この肖像画の一般の方へのご紹介はこれが初めてとなります。
雨岳民権の会