昨日(9/19)から9/23(土)までの土・日曜日に、雨岳文庫山口家住宅・資料館で「この地から海を渡った明治の民権派青年たち」の展示が行われていますが、その中の一つのエピソードを紹介します。第一回官約移民として明治18年にハワイに渡った青年の話しです。山口家8代当主・山口左七郎と交流がありました。ハワイ大学の教授により75頁にも及ぶ劇画で紹介されています。
劇画の名称は『Hamakua Hero: A True Plantation Story』です。ここではその概要を紹介しますが、興味ある方は資料館にお運びいただき説明員からお話をお聞きください。
▼著者は日系三世のハワイ大学の教授です。山口家を2度取材に訪れています。
▼この本の紹介文の要約です。
120年前に、ハワイの砂糖工場で働くために、数万の男女が家族・友人を残し、故郷を後に大平洋の真ん中のこの島に渡った。幸福を求め熱帯のパラダイスを描いた彼らは夢と希望に満ちていました。
この劇画はこの中の一人の青年の苦難、成功、不正と悲劇に光をあて、日系移民の経験を物語るものです。ハワイの興味深い歴史ですが、殆ど知られておらずここを照らし出すものです。
この青年の名は 後藤濶 。彼が皆さまを、砂糖がこの大きな島のハマクア海岸の”王”であった時代にお連れします。
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