「石尊信仰と大山詣り(石尊まいり)」、現在まで続く歴史と文化遺産を中心に語られる講演が明後日に迫りました。講演場所は江戸末期の代官所の設えを残す雨岳文庫山口家住宅です。ご来場いただき「大山詣り」をより深く知られたら如何でしょうか。
ご来場をお待ちしています!
雨岳ガイドの会主催の企画展『北斎双六』を歩く」の公開がいよいよ3月2日(日)より始まります。
この企画展は、雨岳ガイドの会が2015年創立以来、本年で10周年を迎え、記念として、江戸時代文政13年(1830)頃、葛飾北斎が描いた「浮世絵『鎌倉_江ノ嶋_大山・新版徃來雙六』を歩く」の展示を企画、『北斎双六』52駒を分解、52枚の駒絵パネルにして展示するものです。駒絵の書込み文字、内容は、近世の相模国及び武蔵国等の地誌で読み解き、構図は明治期の古地図並びに現代のGoogle画像に近似します。このような観点に立ち『北斎双六』に描かれた近世の社会、地理を知り、現代の変貌をみる企画展としました。
*企画展の内容は次頁のご案内チラシをご覧ください。
雨岳ガイドの会では2月15日(土)に好天のもと恒例のウォーク「善波太郎を訪ねて 古道・矢倉沢往還」を行いました。ウォークを開催したスタッフからの投稿を掲載します。ウォークは一般参加者31人、スタッフ14人、計45人で行われました。
▼坪ノ内バス停の近くの広場で受付・体操をしました。ほとんどの方が同じバスで来られるので受付は大忙しでした。
山口家住宅では昭和初期からのお雛様を飾りました。梅園の散策がてら主屋に立寄られたら如何でしょうか?
「梅園の開放」については2月2日のホームページを御算ください。
▼昭和8年のお雛様です。女雛が左側で被っている三方冠が綺麗です。
23日(木)、雨岳ガイドの会では2月15日(土)に予定しているウォーク「太郎と古道・・・谷戸奥の寺社を訪ねる」の下見を行いました。冬晴れの暖かい日でした。今も残る矢倉澤往還の山道。道沿いの旧跡、石造物を探訪。視界が開けると遠望が楽しめます。谷間を流れる善波川の上流にでてから、下って国道246号を横断し、谷戸奥の勝興寺を訪ねました。
▼「太郎のちから石」下駄で踏んだ跡が残る?
1月20日(月)20時からのTV東京(7ch)の下記番組で山口家住宅の障子の組子が紹介されました。
番組名:「月曜プレミアム 世界!ニッポン行きたい人応援団 障子作りを続けるアメリカ人」。2時間の番組ですが下記のストーリーで番組が組まれていました。
◇障子作りに魅せられた大工暦20年のアメリカ人が修行に来日。
◇まず山口家住宅の障子の組子を見学、技術の高さと機能美に感 嘆!(約6分)
◇障子づくりの腕を上げたいと建具、紙すき、表具(障子張)それぞれの巨匠に指導を受ける。(ここが番組の主体)
指導する匠は前述の分野て黄綬褒章を授かっている3人。
◇最後に鎌倉の「一条恵観山荘」の「時雨庵の丸窓」を見学 して番組が閉じる。
*この番組では障子の歴史と障子が組み上げられるまでの技術が3人の匠により指導されていますので、番組を見終わった貴方は障子説明のプロです!!
番組は「TVer」で日曜日まで見逃し番組として見れます。
ここに未登録の方は「誕生年と生月」「住所の郵便番号」を登録し、「TV東京、前記番組名」で検索すれば無料で見ることができます。前編と後編の2部構成になっています。
雨岳ガイドの会では1月18日(土)に北斎双六に添って研修ウォークをメンバー10人で行いました。今回歩いた場所は「赤坂見附~日本橋」です。ウォークで訪ねた憲政記念館では第1回衆議院議員名簿に山口家第8代当主山口左七郎の名前と写真があるのを発見しました。また、参加メンバーは議場の議席で議員の気分を味わいました。ウォークで得た情報は今後の活動に反映したいと思っています。
12月21日(土)快晴の山口家住宅では恒例の林家たけ平師匠(真打)の落語独演会が開催されました。噺の題は「テレスコ」と「藪入り」で、共に親子の人情噺でした。参加者14人、スタッフ8人ですが、江戸末期の代官屋敷にて演じられる落語は師匠の観衆を引き込む話し方と相まって特別な雰囲気が醸し出されています。