250111 西富岡の畑で初野良作業

令和7年(2025年)新年初の野良作業日、1月11日土曜日です。雨岳自然の会の皆さん、待ってましたとばかり笑顔で集まりました。本日の作業は、サトイモの収穫。白菜お土産用収穫。堆肥場の整備。野焼き後の灰を圃場に撒く等々です。屈強な青年の体験者さんが参加してくれました。

毎回恐縮ですが、雨岳自然の会のサトイモは天下一品です。それに毎年収穫量もかなりあり、楽しみな作物です。

ご覧ください。立派なサトイモを本日約70Kg収穫をしました。

お土産用に分配しています。品種は「土垂 (どたれ)」とセレベスですが、2種混合になりました。

白菜を収穫しました。結球もよく、外の葉も綺麗です。葉の中に虫がいるかも?と有機白菜なので当たり前かな、と思っていましたが、4分の1に切ってみても虫は全くいませんでした。吉羽先生のお話によると、この畑では農薬を使っていないにもかかわらず、虫食いや病気が少ないと言うことです。今年は雨が少なかったことも要因かもしれません。

当畑の枇杷の木の下が堆肥場になっていて、野菜クズ等を積みあげています。(動物性の糞類は入れてません)半年から1年経過すると綺麗な土(堆肥)になっています。これらを掘り起こして圃場に撒きます。

乾いた枝や草等は野焼きにし、紙ごみ(プラごみは除く)や燃やしやすい枝類はドラム缶で、灰をP(リン酸)、K(カリウム)肥料として、堆肥に混ぜて施肥しました。

ブロッコリーの左側から5m、畝の長さ24mで120㎡に施肥してあります。

空豆は、しっかり洗濯バサミで補強されたネットの中で、すくすく育っています。その横では晩生(おくて)の玉ねぎと中生(なかて)の玉ねぎも除草してもらって元気にしています。

1時間位作業が進むと、必ず全員で休憩をとります。本日の差し入れは、岡田さんが育てた、美味しいと名高い「ゆら」みかん。それと皮が薄く味の濃い「紅マドンナ」オレンジでした。あっという間になくなりました。

アグリファッションの情報交換です。美樹子さんの膝パット付きフットカバー新バージョン。草むしり時に膝を守ります。

トータルアグリファッションのご紹介。小豆色のパーカーが大変よくお似合いのあつこさん。割烹着と前掛けで、後ろ姿は自分で見たことがなかったみどりさん、空色のベール付き帽子と濃いピンクのジップパーカーに黄色の前掛け、オリーブ色の長靴、トータルに無駄のない筋肉パワーの充子さんです。

作物たちのエネルギーを感じながら、広い畑で身体を動かし、食卓を彩る食べものを仲間たちと作っています。すばらしい時間です。

蝋梅が良い匂いを放ち、桜の蕾も少しづつ出てきています。ブドウの樹を剪定していた美樹子さんが百舌のハヤニエを二つ見つけてくれました。一つは昨年大量発生したと言われるツヤアオカメムシ、もう一つは(写真右中央)頭部だけのカナヘビです。色々な生き物が畑で命の営みをしています。

◉参加者数26名(1名体験者さんを含)◉お土産:サトイモ2Kg、白菜1株◉次回の予定:1月18日(土)午後0時30分~午後2時50分、・場所中央公民館 3階・第一学習室、・テーマ:『デザイン農学 ~農の力で社会をデザインする〜』、講師:東京農業大学 農学部 デザイン農学科  小泉 亮輔先生 ◉1月25日(土)『梅の樹剪定体験会』 場所:雨岳文庫さん スタート 9時半です。

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