250412 山口家住宅の前庭ではジャグリングの練習です

4月12日(土)の雨岳文庫山口家住宅の周辺は賑やかでした。屋敷周りの垣根では竹を隙間なく敷き詰めて作る建仁寺垣の掛替えが、主屋やタケノコが芽吹きはじめている竹林では和装・洋装された家族の記念撮影がされていました。玄関前の広場では元気の良い地元の中学生がジャグリングの練習をしておりとても活力にあふれていました。
竹垣と写真撮影については後程紹介されると思いますので、ここでは、何とジャグリングを始めて僅か1年の若者の素晴らしいパフォーマンスを紹介します。動画でないのが残念です。
 
▼いよいよジャグリング練習の開始です。建仁寺垣の造作メンバーも何が演じられるのか楽しみにしています。
 

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250402 貴重な落語が演じられました

3月29日はとても寒い雨模様の日でしたが、江戸末期の代官屋敷・山口家住宅で行われる恒例の林家たけ平師匠の独演会にはお客様18人とスタッフ3人の21人が集いました。
演目は「百年目」。大店の堅物として通っている大番頭がお忍びで花見に出かけ芸者と派手に遊んでいる時に旦那と遭遇、首を覚悟したところ、旦那は天竺の立派な栴檀(せんだん)の木と、汚い草の南緑草(なんえんそう)は互いの存在があってこそ生きていける謂れを話し、他の番頭にも厳しさだけでなく優しさを以って指導することが大切と諭す、聴き手の心とらえた語りの人情噺でした。前半・後半と、通しネタで初めて演じられ、落語通のお客様も初めてでした。落語研究会の女子大生も聴衆におられ、盛り上がった落語会でした。

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