「雨岳文庫」カテゴリーアーカイブ

201229 山口家では歳神さまが飾られました。

上粕屋の山口家(雨岳文庫)では年始を迎える神飾りが設えられました。また、神棚へのお神酒を供える盃には「大山・七五三引・昭和三年辰年震災復旧・記念」と焼かれていますので、大正12年の関東大震災で倒壊した二の鳥居が昭和3年に地元民の手により復旧されていますので、その記念の盃と思われます。

▲左から「エビス」さん、「ダイジングウ」さん、「歳神様」の神棚です。

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201213 雨岳文庫主屋西側の通路工事が完了しました。

11/30から着工していました雨岳文庫(山口家)主屋の西側通路の工事がほぼ完了しました。ご不便をお掛けしていた西門からの入場や、トイレの使用に問題がなくなりました。本工事により西門からの入場が安全になり、雨の日も施設を快適にご利用いただけるようになりました。ご協力有難うございました。工事完了後の写真を掲載しましたのでご覧ください。

▲舗装面の凸凹がなくなり安心して入門いただけるようになりました。

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201212 第3回林家たけ平独演会が開催されました。

今年を締めくくるにふさわしい落語が、真打・林家たけ平師匠により12/12(土)に幕末の代官屋敷の山口家にて語られました。題は“暮れに聴く人情噺”。博打に明け暮れた父親の改心劇が、吉原に身を預けられた娘と引き換えに借金した50両と、領主から借財した50両を失くした大店の使い、および置屋と大店の店主が織りなす人間模様を、機微を交えた語り口で語られ、聴衆が引き込まれた1時間でした。コロナを警戒し、人数制限と、高座、聞き手13名がそれぞれの距離を保った中で開催されました。夏は“牡丹燈籠”の話しでしたが、次回4/30(金・GW)ではどのようなお噺が聴けるのか楽しみです。

▲高座と聴衆の距離を取った会場設定にて開催されました。

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201031 「NPO法人 雨岳文庫を活用する会」解散総会です。

NPO法人 雨岳文庫を活用する会」は、2007年8月に山口家の建物や歴史資料、さらに周辺の自然環境を保存・修復し、広く世の人々に展示して、これらを 21 世紀に伝えるとともに、人々の学習や、歴史研究に 供することを目的として設立されました。13年もの長きにわたり、多くの人々やグループに支えられてきましたが、この活動をより幅広く行うために、今後の活動は「公益財団法人 雨岳文庫」に一本化し、公益財団を中心とした雨岳文庫グループの各団体が連携・協力して行うことになります。つきましては、10/31(土)に開催された「NPO法人 雨岳文庫を活用する会」の解散総会にて4分の3以上の賛成により NPO法人 の解散が決議されましたので、ここにご報告致します。以下は総会時の写真です。

▲NPO法人創設時から関わられた片桐理事が議長となり総会が開始されました。

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201025 書院の間の襖が修復されました。

雨岳文庫・山口家の書院の間の「襖」の修復が終わりました。江戸時代末期の姿を残す「書院造りの座敷」の修復が「貼付け壁」と共に完了し、代官屋敷らしくキリっと引き締まった座敷となりました。

▲今回、修復された「襖」です。扁額とともに引き締まって見えます。

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201016 比々多小の皆さんの校外学習です。

10/16(金)は比々多小学校の皆さん50名が雨岳文庫・山口家の外庭で校外学習をされましたのでご紹介します。事前の天気予報に反して日も差した良い天候に恵まれ、イモ堀、栗ひろい、ラッカセイ採り、木登り、虫取りなど、普段の生活では経験できない活動を、広々としたオープンスペースの山口家の梅林と畑で、巣ごもりから解放され楽しんでおりました。

▲さあ、これから楽しい校外学習です!

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201008 人吉市登録有形文化財「芳野旅館」復興支援

コロナ禍に加え、今夏熊本県人吉市ではすさまじい豪雨被害に見舞われました。

この人吉市の登録有形文化財「芳野旅館」も甚大な被害に見舞われ、被災直後には廃業を考えたそうですが、顧客や地域の多くの支援者に支えられ、復興に向け動き出しています。

復興には、約2億円ほど掛かるそうですが、先ずは庭と建物内に押し寄せた泥と家財の撤去のために下記のクラウドファンディングを行っています。

 公益財団法人雨岳文庫としてこの取組に協力するとともに、雨岳文庫関係の皆様にも情報をお伝えします。

 豪雨人吉市|登録有形文化財の宿芳野旅館ご支援のお願い

https://readyfor.jp/projects/yoshinoryokan

 支援募集は1016日(金)午後11:00まで

201004 日本ミツバチに想いを寄せる方々

10/4(日)、築185年を経た古民家の梅林では、日本ミツバチに想いを寄せる方々によるハチの蜜採取が行われました。蜜の採取に当たってはハチさんにストレスを与えないように細心の注意を払っていました。一匹のハチが集められ蜜の量は小指の先ほどとのことですので、ここでご紹介する量の蜜を生産する働きバチの皆さんの努力は計り知れませんね。ハチさんにはすまないと思いながら巣のを蜜少し口に含ませていただきましたが、コクがあり後味さっぱり、口の中ですっと溶けていきました。昔から日本に息づいてきた日本ミツバチが、現在の古民家の庭でも、ハチに想いを寄せる方々と共にコラボ?している姿は大切に見守っていきたいものです。

▲日本ミツバチに想いを寄せる方々です。
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