230225 西富岡の畑で野良仕事

2023年(令和5年)2月25日(土)先週に続いてジャガイモの植え付けをしました。種芋は吉羽先生が懇意にしてらっしゃる北海道の農家さんより頂戴した5品種です。初めて栽培する品種もあります。5種類のジャガイモ、収穫後の味比べも楽しみです。

2月もすでに月末、春を向かえる畑の準備はワクワクします。

8畝がジャガイモ畑になります。昨年収穫の キタアカリは北海道の里親様に召し上がっていただき、上出来!との太鼓判を押していただきました。今年も期待大です。

ジャガイモの植え方について、佐々木さんよりレクチャー。種芋と種芋の間隔は約30Cm。この長さはハンドスコップの長さくらい。深さは15Cm、スコップの柄より下の部分くらい等、作業の道具をうまく使ってできます。◉白石さんから味噌作りのポイントのお話。ガラス瓶で作ると中身が見えてカビ予防ができるメリットがあるそうです。田辺さんからはジップロックに入れて大豆をすり潰すのも簡単で保管のスペースを取らない等、また紅露さんは毎年作っていたそうですが、買った方が安くて手軽。ということで今はストップ。いろいろなご意見を踏まえ、ぜひ、お試しください。

今年はキタアカリの種芋の切り口を下にした畝、上にした畝と分けて作ってみます。さて、どっちが良い出来になるでしょうか?多分同じだろうという意見が聞かれました。が、切り口を上にした場合雨水が平面に溜まり痛みが出るという説がある様です。

写真左:種芋の切り口を下側に、写真右:切り口を上に。キタアカリは1987年に品種登録されています。男爵を親に持ち、煮崩れしやすくマッシュポテトやコロッケに向いています。

品種名は北海道の洞爺湖に由来していて、1995年に品種登録されています。ビタミンCが比較的多いそうです。

「インカのめざめ」なんとも魅力的な名称のジャガイモです。2001年に登録されました。甘みが強くさつまいもや栗に似た味ともいわれ製菓材料にも使われている様ですが、生産量が少なく高価です。

2006年に登録されて世に出てきたピンクの果肉のジャガイモです。加熱してもピンク色が消えず彩りを楽しめます。

北海道のとある農家さんのお孫さんのお名前(さやさん)をつけたジャガイモだそうです。日々研究開発を心がけている農家さんがたくさんいらっしゃる様ですね。

本日の休憩時間、米麹のお代金の集金もさせていただきました。

耕運機で除草作業をした後に、菜の花の穂を摘みました。一見ゴミの様にも見えますが、美味しい菜の花の穂がたくさん!

拾い集めた菜の花の穂は本日のお土産となりました。

牛舎に保存してあった里芋も、状態の良いものだけを選別してこちらも今日のお土産となりました。

写真右上、米麹生産者の柏木菊江先生です。味噌作りの講習会もこなしていらっしゃいます。柏木先生曰く関東の味噌作りの材料比は、乾燥大豆1Kg:米麹1Kg:塩400gを基本としているとのことでした。この重量で作ると大体4Kgほどの味噌が失敗なくできる様です。雨岳自然の会の皆さんも「味噌を作ろう〜」と意欲に燃えている方々が現れています。が、SYさんより慌てた声で連絡が。煮大豆・米麹・塩・容器を準備万端整えて全てを練り込み完了、ラベル記入をする際に、なんと塩の量をレシピの2.5倍の 1Kg入れてしまったことに気づいたと。その後、失意のどん底より這い上がり、大豆と米麹を伊勢原市内を巡って探し回ったということでした。お疲れ様でした!。大量の美味しい手前味噌ができると良いですね。

写真左下は少々腰を痛めた金森さん。力仕事を避けて集金作業をしてくださっています。

雨岳自然の会には「俳句」を楽しまれる方が多くいらっしゃいます。足を痛めた長谷川悦子さんが西富岡の畑の琵琶の花に力をもらったという一句をいただきました。「リハリビのゆっくり一歩琵琶の花」

参加人数:22名 3月予定:・3月11日土曜日 ・3月18日は椎茸の駒打ち、沢庵の樽開け予定です。

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