山口家住宅から修復工事のお知らせです。山口家住宅の主屋は江戸末期の代官屋敷の造りをしており国登録有形文化財になっていますが、時代が移り、軍隊の演習に来臨される宮様をお迎えするするための部屋が、主屋に繋がる形で明治末頃に増築されました。数寄屋造りですが茶室の趣を持った部屋です。この部屋の「貼付け壁」の痛みがひどくなり修復工事に入りました。部屋自体の修復も必要ですので、宮大工の内田工務店さんと貼付け壁の修復を行なえる守谷表具店さんが修復方針を検討され、本日(4/11)すでに「貼付け壁」が剥がされました。工事は5月末まで続く予定です。この期間、この部屋の見学案内は出来なくなりますのでご了承下さい。
▼修復前の部屋の姿です。久邇宮様や李王殿下もお休みになられた部屋です。
続きを読む 230411 山口家住宅から修復工事のお知らせです →
雨岳文庫山口家住宅では、日曜日と予約を受け付けた週日には、案内担当者が住宅の説明をしています。暫くその情景を掲載していませんでしたので紹介します。本日4/9(日)は外庭で催されていた「フォレストSDGs いちば in 雨岳文庫」に参加されておられた保護者と一般来訪者、合わせて7名の方のご案内をしました、皆様一様に住宅の造りの良さに関心しておられました。
▼チャノマには江戸末期の代官所の質実剛健な設えが見て取れます。
続きを読む 230409 山口家住宅の案内風景を久々に投稿します。 →
「一般社団法人 伊勢原FCフォレスト」の代表の一場氏のネーミングを冠した「いちばin雨岳文庫」が4/9(日)に開催されました。サッカーをとおして自立できる人間形成を目指したクラブ活動をしていますが、そのビジョンの一つである「子どもの輝く笑顔と地域活性の発信基地になる」の実践の場としての活動の場であったと思われます。何時もはサッカーに燃えている子供たちは、好天の一日をご家族とともに楽しく過ごされたようです。
▼山口家住宅横の駐車場(原っぱ)では、大山に向かって点数表示されたホールに向かってキックです。獲得した点数によって得られたメダルはお母様へのプレゼントでした。小さなお子様連れのご家族も全員で頑張っていました。
続きを読む 230409 いちば in 雨岳文庫が開催されました。 →
5/3(水・祝日)は、伊勢原の大宝寺の和尚様が発明したといわれる「せんみ凧」作りが、「雨岳文庫」にて行われます。ご家族で参加され、子供たちが作った唯一無二の「凧」を、雨岳文庫横の駐車場(広い原っぱ)で揚げられたら如何でしょう!「おはなしばる~ん」の皆様による「楽しいおはなし会」も準備されていますよ。
*詳細は次のページのチラシをご覧ください。
続きを読む 230407 5/3は雨岳文庫で「せんみ凧」を楽しみましょう! →
先月、山口家住宅では、成人式を迎えられたお嬢さんお二人の振袖撮影が行われました。外庭の離れの旧喜三郎邸でお二人のお母様が着付けをされて、先ずは床の間での記念撮影。ちょうど梅林では菜の花が満開でしたので、お二人が手を取り和やかに散策している様子をフォトユニット風花のフリーカメラマンのおおばのりこさんが撮影されました。また、竹林ではまるで山口家住宅の庭に舞い降りてこられた「かぐや姫」のような美しさで、「とても素敵な場所ですね」と喜んでいただきました。
▼離れの床の間の置かれた和傘の前で、成人を迎えられたお二人スナップ写真です。おめでとうございます。
続きを読む 230404 竹林に舞い降りた「かぐや姫」のご紹介です。 →
4月9日(日)には、一般社団法人 伊勢原FCフォレスト主催による楽しいイベントが雨岳文庫山口家住宅で開催されます。そのイベント名は「フォレストSDGs いちばin雨岳文庫」です。
・駐車場では子供たちが楽しめるキックターゲット
・外庭の離れでは子育てカフェや看護師職業体験
・大人から子供まで楽しめるフリーマーケットやキッチンカーも出店
*新緑の一日をご家族で楽しまれたら如何でしょうか!
本日3/21(火・祝日)の山口家住宅では、「フォトユニット風花」により今年1月に成人式を迎えたお嬢さん方の振袖撮影が行われました。外庭の離れの旧喜三郎邸は着付けの会場となりましたが、設えの良いこの離れの床の間には、お嬢さん方の成人を祝福する素晴らしい掛軸と生け花が飾られていました。ご紹介致します。成人されたお嬢さん方の振袖姿は後程ご紹介しますのでこちらは楽しみにお待ちください。
▼床の間の掛軸と生け花です。
続きを読む 230321 山口家住宅・外庭の離れの床の間のご紹介 →
梅園の梅の花が満開の雨岳文庫山口家住宅・書院造の間では、昭和初期のお雛様が飾られています。昭和8年のお雛様は男雛と女雛の座る位置が、現在とは逆になっており、女雛の被る冠はとて手の込んだものです。ご覧ください。
▼昭和8年の女雛が被る冠はとても良い造りです。
続きを読む 230220 昭和初期のお雛様が書院の間でお待ちしています →
山口家住宅のドマには写真のような大きな茶壷が置かれています。昨年の晩秋に壊れてしまいそのままになっていましたが、雨岳文庫の学芸員である諏訪間伸氏により修復が完了しました。諏訪間伸氏は発掘による土器修復を手掛けられており、その腕前を以って修復がなりました。
▼修復がなり元の姿に戻った茶甕です。包帯が巻かれ痛々しい姿ですが甦りました。
続きを読む 230129 山口家住宅ドマの茶壷の修復がされました →
雨岳文庫ニュース第32号(2023年1月)を発行しました。
→ニュース2023年1月号(第32号)
あけましておめでとうございます。新型コロナウィルスの流行は依然として続いておりますが,皆様におかれましては万全の感染防止策を実施して新年を迎え,日々を御安泰にお過ごしのことと存じます。
当財団におきましては,主要事業としまして施設の整備あるいは復元を進めているところです。また,雨岳文庫クラブ・雨岳ガイドの会・雨岳民権の会・雨岳自然の会・山佐農園といった財団関係諸団体は,フィルドワーク・調査研究・展示会・学習会などの活動を積極的に行なっております。
さらに,外部諸団体によって施設を会場とした催事・体験学習も開いております。
なお,コロナの流行で活動計画の一部を縮小あるいは取りやめたものがありました。
今年こそコロナ蔓延が終息するように願い,その暁には,各種団体は行事・活動・催事をお披露目しようと満を持しております。引き続き,公益財団法人雨岳文庫への御支援と御協力をお願いいたします。
令和5年吉日 公益財団法人雨岳文庫 理事長 野﨑昭雄
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