山口家住宅のドマには写真のような大きな茶壷が置かれています。昨年の晩秋に壊れてしまいそのままになっていましたが、雨岳文庫の学芸員である諏訪間伸氏により修復が完了しました。諏訪間伸氏は発掘による土器修復を手掛けられており、その腕前を以って修復がなりました。
▼修復がなり元の姿に戻った茶甕です。包帯が巻かれ痛々しい姿ですが甦りました。
山口家住宅のドマには写真のような大きな茶壷が置かれています。昨年の晩秋に壊れてしまいそのままになっていましたが、雨岳文庫の学芸員である諏訪間伸氏により修復が完了しました。諏訪間伸氏は発掘による土器修復を手掛けられており、その腕前を以って修復がなりました。
▼修復がなり元の姿に戻った茶甕です。包帯が巻かれ痛々しい姿ですが甦りました。
雨岳文庫ニュース第32号(2023年1月)を発行しました。
あけましておめでとうございます。新型コロナウィルスの流行は依然として続いておりますが,皆様におかれましては万全の感染防止策を実施して新年を迎え,日々を御安泰にお過ごしのことと存じます。
当財団におきましては,主要事業としまして施設の整備あるいは復元を進めているところです。また,雨岳文庫クラブ・雨岳ガイドの会・雨岳民権の会・雨岳自然の会・山佐農園といった財団関係諸団体は,フィルドワーク・調査研究・展示会・学習会などの活動を積極的に行なっております。
さらに,外部諸団体によって施設を会場とした催事・体験学習も開いております。
なお,コロナの流行で活動計画の一部を縮小あるいは取りやめたものがありました。
今年こそコロナ蔓延が終息するように願い,その暁には,各種団体は行事・活動・催事をお披露目しようと満を持しております。引き続き,公益財団法人雨岳文庫への御支援と御協力をお願いいたします。
令和5年吉日 公益財団法人雨岳文庫 理事長 野﨑昭雄
山口家住宅はお正月の準備のために12/20(火)から休館に入りました。休館に入る19日(月)には、友の会・雨岳ガイドの会会員有志による総点検活動を行いました。今月の活動は正月飾りが具えられる神棚があるチャノマの大掃除としましたので以下にご紹介します。なお山口家住宅の開館は年始の1/8(日)となります。
今年も雨岳文庫でNPO法人丹沢ドン会のそば打ち体験会がありました。秦野市名古木の棚田で作ったそばで、自然塾生と一緒に約10人ずつ3回に分けてそば打ちをし、さっそく茹でていただきました。太いのや細いの等いろいろできましたが、香りが良く腰があり好評でした。さらに梅林で焼き芋と焼きネギを作りまた、ひょっくり芋と柚子味噌(山口家より提供)などもおいしく頂きました。
初冬の天候に恵まれた12/11(日)の山口家住宅には伊勢原観光ボランティアの養成講座の皆さん10名の方々と、雨岳民権グループの展示見学に4名の方が来訪されました。養成講座の皆さんは英文の住宅案内書を手に石井講師による英語による説明のあり方を熱心に学ばれていました。民権グループの展示見学に来訪された4名の方々は、民権グループの岩崎会員の親族です。民権展示をしっかりご覧になられた後、主屋の書院の間にて自由民権運動を主導され後に貴族院議員になられた中島信行の扁額と、その妻中島湘烟の名筆をご覧になられました。
▼チャノマに展示されているの武具の英語での説明は?
11/25はおはなしばる~んの定例会をいつもの図書館から、秋の陽光に包まれた雨岳文庫で行いました。後半の勉強会は昔話研修です。「へっこきあねさ」「やまんばとがら」など7作を聴き合い、昔話の世界が場の力に支えられ心にしみました。この離れでは、18年前から数年間、プロの朗読家から毎月研修を受けた記憶が蘇り、会員達に新たなパワーが注がれた体験となりました。有難うございました。(研修を主催された中尾様からの投稿をそのまま掲載しました。)
▼4枚の掲載写真は会場となった山口家住宅外庭の離れ、旧東海道線下曽我駅から見上げる曽我山の中腹にあった昭和初期の政治家「鈴木喜三郎」邸の離れを移築した建物で撮影したものです。
本日(11/14)は肌寒い中を日本ビオトープ協会の皆様5名の方々が、自然の会の吉羽先生のご紹介により雨岳文庫に来られました。この協会の方々はその名の通り日本全国にて活動されていますが、ここ伊勢原では栗原川にてホタルの生息環境の整備をされています。先日、比々多小学校の子供たちが山口家住宅周辺の梅林にてカエルやバッタを追い回して嬉々としていました。子供たちに身近な自然を残し保護していくことの大切さを感じていたばかりですが、このような活動が身近でされていることはとても有難く感謝しています。
5名の方々は1時間半雨岳文庫に滞在され主屋見学と民権資料展を見学されました。2枚の写真ですが掲載させていただきました。
▼何と皆さんは東京~静岡から駆けつけて下さいました。主屋を約45分しっかり見学され、その後、資料館にて自由民権の特別展示を見学されました。
快晴の11/11(金)の午前中は雨岳文庫山口家住宅の梅林は子供たちの笑顔で溢れていました。比々多小学校の子供たち36名が先生方11名と共に校外学習に来られ「秋さがし」をテーマに「芋ほり」「虫とり」「木のぼり」を体験しながら秋の自然との交流を楽しみました。満面笑みの子供たちの写真の掲載が無いのが残念ですが、その一端を紹介します。
▼霊峰大山に守られた山口家住宅の庭に集合した校外学習の子供たちです。学校から約1時間かけて歩いてきたのですが子供たちは元気です。