4/14(土)は雨岳ガイドの会主催のウォーク「岡崎城址とその周辺」を行いました。以下は主催グループからのウォークの紹介です。
「春雨がふっている日、果して参加者が見えるかと心配されましたが、風もなく、寒くもなく、穏やかだったこともあり、雨の中を参加いただいた熱心な参加者16名と案内スタッフ10名にて地元の歴史を学びました。 ウオーク開始前に当会顧問(学芸員)から「岡崎城址の全容について」の講話を受け、私達は中世の城郭のイメージを入れて出発です。岡崎城址の岡崎丘陵地域は新緑に覆われて、小雨に濡れ、映えわたり、新緑は私達をつつみこみ、歓迎しているようでした。その中に入って佇む、菅原神社と御嶽神社・疱瘡神、台地斜面の樹木の中にある義実と吾嬬の墓地、無量寺を本丸とする岡崎城址と遺構、野陣台からの無量寺・前期岡崎城址の岡崎神社・浄泉院・腰取神社・城所城址方角の遠望、浄泉院の結界石と地蔵菩薩坐像、山上の腰部に位置する腰取神社、岡崎七つ池の福寿池、大句自治会館の「まわり地蔵」と「民話 五反田と乙女地蔵」の扁額、五反田と乙女地蔵、丈六大地蔵坐像が無くなった芳圓寺、交差点に安置されている「大山道標」をご案内しました。
▼ウォーク出発前に岡崎福祉館中庭で、当会顧問から前期・後期の岡崎城全容について、その歴史を含めての説明です。
▼岡崎城址の記念碑の前で後期岡崎城の説明です。現在は無量寺となっています。
▼岡崎城の武士たちの駐屯場であった野陣台から前期岡崎城、無量寺の位置を含めその歴史を説明しています。雨で大山が望めなかったのが残念です。
▼大句自治会館では、まわり地蔵、不動尊と徳本上人の掛軸を拝見させていただき、お茶までご馳走になりました。岡崎福祉会館も地元の方に開館いただき感謝です。
▼雨傘に隠れている乙女地蔵の前では、五反田の田植えにまつわる悲恋物語の説明です。
*次回のウォークは激動の幕末に、北海道の厚岸にて活躍した伊勢原の僧がいたことをご存知でしょうか? 6/17(土)の予定です。詳細は以下のチラシをご覧ください。