211002 西富岡の畑で秋の収穫祭

2021年(令和3年)10月2日、台風16号が去った後の清々しい青空でした。9月11日に種まきをした大根達もすくすくと育っていました。

今日は、絶好調の落花生の収穫をメインに、恒例秋の収穫祭を畑で開催します。会員の斎藤房夫さんのご実家栃木の天領城米を薪を使って、羽釜で炊いたご飯。それと、西富岡の好評、サトイモ、ジャガイモ、サツマイモの3つの芋が入った鍋を作りました。

                                                                                                                       落花生はカラスや他の野生動物の好物でもありますが、今年は防備策が効果的で、素晴らしいできでした。根を掘り上げ、地中の殻も丁寧に拾いあげました。

枝から殻を外す作業は黙々と続きました。

なんと、茹でて食べると美味しいといわれる「おおまさり」は30Kg、炒って食べるのに向いた「半立て」も同量近く採れました。収穫という作業は本当に楽しいですね。一粒の種からこんなに収量があるなんて、すごいことです。

落花生の根っこには、ご覧の通りの根粒菌がつぶつぶしています。土壌学が専門の吉羽先生もこんなに立派に根粒菌がついているのはびっくりしたとのことです。根粒菌は植物が吸収できる形の窒素を根っこを通して送り、植物からは光合成でできた養分を得ていて、肥料による窒素成分を頼らずに済むことがあるようです。

今日の収穫祭にあわせて、3升炊きの羽釜を会員の島田さんから寄贈していただきました。今までは雨岳文庫さんからお借りしていたのですが、これからは斎藤さんのお米を頻繁に炊いて楽しむことができます。また薪で炊くにはかまどがあった方がいいのですが、これも会員の徹さんがオイル缶を使って、手作りして寄付してくださいました。お二人に感謝です。新米は美味しく炊けました!

「この鍋は何鍋というのですか?」のご質問に作成者は「雨岳鍋です!」と回答していました。雨岳鍋=美味しかったです。

「雨岳鍋」を中心におひねりにした斎藤さん家の新米と、畑の作物に辛味味噌をつけていただきました。新米のおひねりには澄江さん差し入れの味付けシソの実も入っていました。ご馳走様でした。

会員の西村光男さんが日経新聞9月のThe STYLEで紹介されました。ニホンミツバチを愛する西村さんから雨岳文庫さんで採蜜されたはちみつを10本ご寄付いただきました。収穫祭のあみだくじで盛り上がり、ラッキーな方がゲットできました。

ローゼルの花が咲いた後にガクの部分を取り出して煮出すと、その昔クレオパトラも愛飲したという美味なるティーが楽しめます。爽やかな酸味があり色の美しさはご覧の通りです。茹でた落花生「おおまさり」との相性はそこそこでしたが。

ご参加の皆様 ありがとうございました。これから年末年始にかけてべったら漬け、たくわん漬けがスタートいたします。何卒よろしくお願い申し上げます。  

参加人数:22名、次回予定:10月16日(土) 10時〜。なお毎年ご好評の里芋の収穫は11月上旬を予定しています。是非ご賞味くださいませ。

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