「雨岳ガイドの会」カテゴリーアーカイブ

240323 国登録有形文化財登録予定の大山寺を訪ねます

雨岳ガイドの会では4月20日(土)に恒例のウォーク「大山寺と阿夫利神社」を行います。このウォークを楽しく安全に行うために3月21日に案内スタッフは下見をしました。その情景が担当グループから報告されましたので紹介します。。。好天の下、下見を行いました。休日明けもあってか、行楽客はまばらでした。この日は特別に茶湯寺のご厚意で堂内に入ることを許され堂内に横たわる釈迦涅槃像を参拝させていただきました。大山寺本堂は国の「登録有形文化財(建造物)」に登録される予定です。
ウォークの詳細は添付ファイルを参照ください。

⑥ちらし①大山寺と阿夫利神社

▼大山寺本堂正面の向拝です。文化審議会は昨年11月に大山寺本堂を、前述の文化財への登録申請を文部科学大臣に答申しました。

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240218 海老名・川原口から相模国分寺跡までを歩きました

雨岳ガイドの会からの定例ウォーク2月17日(土)の情報です。。。当日は曇りで、冬の寒空の中の実施となりましたが35人の方が参加されスタッフ12人の計47人のウォークとなりました。相模川に築かれていた旧堤防跡、古代の口分田だったと考えられる広大な海老名耕地の中央を通る約2kmの一本道は、明治時代まではその姿を止めていました。現在は相模線と踏切で、小田急線を跨線橋で斜めに交差し、道路沿いは耕地を埋め、建物が林立しています。さらに、国分坂下からの旧道は、左方へ蛇行した坂道でしたが、現在は山を約500m切り通し、直線の坂道にかわりました。私達は旧道ルート(矢倉沢往還・大山道)を河原口から相模国分寺跡まで歩き、名所旧跡を訪ねました。

▼鎌倉・八王子道を歩き、旧堤防に向かっています。

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240126 相模国分寺跡(海老名)を訪ねませんか!

雨岳ガイドの会では定例のウォークを2月17日(土)に予定しています。尋ねる場所は「河原口(海老名)から相模国分寺跡まで」です。このウォークを楽しく安全に行うために下見を1月25日に行いましたが晴天にめぐまれ、あらためて史跡等の状況を見直し再確認することができました。ウォークを担当するグループからの投稿です。

コースの詳細はチラシをご覧ください。

⑧ちらし⑭河原口~相模国分寺跡 (庄司).docx

▼厚木の渡し場で、河原口渡船場側から、対岸厚木渡船場をのぞむ。遠景に大山。

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231217 「子易から三の鳥居」ウォークを行いました

雨岳ガイドの会では恒例のウォークを1221日(土)に行いました。季節外れの好天に恵まれ一般参加者34人、スタッフ12人の計46人で「子易から三の鳥居」を楽しく歩きました。特に、市の教育部門の葉山様による講座「子易地区の遺跡」の「遺跡の概要」(調査期間・面積・構成・各時代の主な出土品)と「中世の屋敷・寺院跡」についての解説はとても好評でした。中世の「御家人クラスの屋敷」と「荘厳な浄土庭園形式の寺院跡」についての鎌倉幕府とのつながりがある有力な人物が関係していると思われるとの話は興味深く、案内をするスタッフも勉強になりました。

▼「子安地区の中世の遺跡」を遠望できる宗源寺の境内から発掘された遺跡の重要性を葉山様が説明しています。

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231125 子易~三の鳥居ウォークの下見をしました。

雨岳文庫・雨岳ガイドの会の12月のウォークは「子易~三の鳥居」を12月16日(土)に予定しています。このウォークを安全で楽しいものにするために11月23日にコースの下見を行いました。ガイドの会から下見の投稿をいただきましたので掲載させていただきます。。。初冬の温かい一日の下見でした。子易から・いよいよ大山のウォークは、大山の麓に入り、大山の頂を垣間見ながら、史跡を訪ねました。高所にある宗源寺前から前方を望むと、連なる山々との間に低地部が広がり、ここに東方から第2東名が延びて来て西方の龍泉寺の所でトンネルに入るのが見えます。ここで、第2東名の建設工事に先立ち実施された発掘調査で、確認された中世の遺跡について、当会の諏訪間顧問から、今は存在しない安楽寺の謎にせまる解説をうけました。

12月のウォークの詳細は下記チラシをご覧ください。

⑨ちらし⑯いよいよ大山 (003).docx

▼子易明神です。御祭礼の日でした。安産の守護神として崇敬されています。

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231113 11月の山口家総点検活動報告です。

総点検活動

*何時ものように床の間や案内時に説明される場所、御座松展示の展示ケース、箱階段廻りの清掃を実施。

*2階の窓ガラスの清掃を行う。手の届かない個所が残るも安全の確保できる範囲で実施。

*本日も池田さんが畳表の拭き掃除をしてくださいましたが、先月のように雑巾に手跡が残るような汚れがなく、掃除の効果は出ていました。

・上記活動状況については写真添付を行いました。

◇花の写真の、右側は茶の花、左は茶の実です。茶の実は山口家の家紋に使われています。

◇左七郎の勉強部屋の窓ガラス、部屋も綺麗になっていました。(民権の皆さんに感謝)

◇既に対応済みですが、津田様制作の主屋案内時間ガイドの裏の止め板の修復を平野さんが行っていただきましたのでご報告します。

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231030 「愛甲石田から下糟屋」ウォークを行いました。

 雨岳ガイドの会では10月21日(土)に恒例のウォークを行いました。主催グループからの投稿を掲載します。。。秋晴れの爽やかな天候に恵まれ、一般参加者27名、会員13名の合計40名でウオークが行われました。コースは愛甲石田駅を出発して、石田遺跡群・石田車塚古墳・子安神社・圓光院・長龍寺・小金塚古墳・鶴駕行啓の所です。爽やかな一日、皆さん笑顔で楽しいウオークになりました。ウオークを終え資料館で反省会をしていた時、参加者の方からお礼のメールを頂きました。会員に披露したところ、皆喜んでいました。ガイドの励みになりますありがとうございました。

1.石田遺跡群

 恒例の諏訪間顧問の講座。弥生時代から中世までの遺跡が密集していることが明らかとなり、古代より住みよい環境として人々に好まれてきたことがわかります。また、中央とかかわりを持つ有力者が居住していたことが示唆されます。

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230926 雨岳ガイドの会の研修ウォークの紹介です。

雨岳ガイドの会では会員のための研修ツアーを9月23日に行いました。ツアーに参加した会員からのレポートを紹介します。・・・午前中は横浜市歴史博物館での研修です。館内では、原始から古代、中世、近世のフロアを見学。その後、遺跡公園へ移動し、大塚・歳勝土遺跡(約2,000年前・弥生時代中期)を見学しました。途中、小雨がありました。当会顧問の説明は、区分別に、専門知識に裏打ちされた、分かり易い解説があり、歴史の世界へ引き込まれていきました。午後は、明治末から大正時代にかけて、製糸・生糸貿易で財を成した横浜の実業家・原三渓が造りあげた三渓園に行きました。広さ約53,000坪の日本庭園を見学。京都、鎌倉などから集められた17棟の歴史建造物があります。ここでは園内ガイド(ご婦人がた)に声がかけられ、ガイドをお願いしました。建物の由緒など、約1時間、名ガイドでした。

▼歴博:8世紀初めごろの都築郡衛(律令時代の武蔵国都築郡の役所)跡の復元模型です.

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