220506 未熟小梅で甘いカリカリ梅作り

2022年(令和4年)5月6日 ゴールデンウィークも終盤になりました。雨岳文庫さんの小梅はまだまだ大きくなってきているようです。4月29日に収穫して塩漬けしたのが早すぎたのでは?という心配もありますが、既に60Kgは塩漬け済みなので「GO」しか道はありません。

見事な樹形です。パワーが漲っています。

小梅が鈴なりです

4月29日に収穫した小梅の5個合計重量は11g(写真右下)でした。1週間後には大きめの5個合計で26g(写真左)、同日小さめ5個合計で12g(写真右上)でした。来年は少なくとも5g重量になってからの収穫が望ましいと思われました。

40号樽に10Kgの小梅、塩2Kg(梅の20%重量)で1週間漬け込み、梅の重量と梅酢の量を計ってみました。①小梅8.0Kg、梅酢2.4Kg ②小梅7.5Kg、梅酢2.6Kg、③小梅8.4Kg、梅酢2.4Kg ④小梅8.2Kg、梅酢1.9Kg、⑤小梅8.2Kg、梅酢3.0Kg ⑥小梅8.4Kg、梅酢2.4Kgとなりました。60Kgの小梅は塩漬け後48.7Kg  となり約19%の水分が抜けたことになります。白梅酢は14.7Kgとなりました。◉小梅10Kgを、塩2Kgで塩蔵後1週間で小梅重量は平均8.1Kg、白梅酢は平均2.5Kgとなる結果を得ました。

小梅と白梅酢を分けての重量測定はそれなりに力仕事でした。

白梅酢はうっすらピンク色になっていました。

お茶請けの甘いカリカリ梅にするのが目的なので、種がない方が上品であろうと、種取りを試みました。複数をいっぺんに効率的になすべく、2枚のまな板で均一に大きな力を与えてみましたが、予想通り「やってられません!」状態で諦めました。大きな梅なら意欲も湧くかもしれません。

次は、塩抜きです。やはり20%の塩漬け後の小梅はかなり塩っぱく長野県民のカリカリ梅作成名人のレシピでは塩抜きは3〜4時間と書いてありましたが、小梅の場合もっと時間が必要なのか、20%までの塩の量が必要なかったのではと課題が上がっています。

塩抜きの時間に、手の届くところの小梅を狩に行きました。毎年律儀にきれいに実っている梅の実に敬意を払いました。

塩抜き後(まだ足りないかもしれませんが。)水分を拭き取り2樽分の小梅を1樽にまとめて砂糖と酢を投入します。

本来なら、まとめた樽に6Kgの砂糖と2リットルの酢を入れるところ砂糖の量を間違えてしまっていました。みんな引き上げてから気づきました。

本漬け終了と安心してましたが、レシピを読み返したメンバーが砂糖が足りないと気づいたのはその日の夜でした。翌日の土曜日3人の人たちが各桶に4Kgづつの砂糖を足してくれました。ありがとうございます。これで美味しい甘いカリカリ小梅ができることでしょう。

•参加者 12名 (7日予定の野良仕事が雨の予報のため6名は急遽畑へ行きました。残り6名は梅仕事)•次回は13日に残りの小梅狩り、14日に西富岡の畑で作業でしたが、両日雨の予報のため中止となりました。小梅狩りは18日(雨天の場合は19日)16日の月曜日にメール連絡が回ります。又、14日の作業は21日に順延となりました。

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