2021年(令和3年)11月22日(土)、連日いいお天気が続いています。西富岡の畑は朝から野良仕事に励む面々が張り切って集合しています。東名高速道路が大山の左手にすっかり馴染んでしまいました。農婦(夫)姿が板についています。作業開始前のミーティング
大根を抜いて、収穫です。
9月11日にべったら漬け用の「耐病大蔵大根」の種を蒔き、70日後となりました。今年は2畝4列作付けしました。株間25センチと45センチのマルチ幅で大根の大きさ(重量)に差ができるか調べてみました。その結果栽培スペースに余裕のある45センチ株間は、25センチよりも葉付き大根で1.4倍大きく育っていました。(45センチ株間で葉付き1本平均重量約2.69Kg、25センチ株間では平均重量約1.89Kg ※) 当会のべったら漬けも7年目となり、市販のべったら漬けのように、見た目も重視する段階になってきましたので、来年の課題は太さも視野に入れたいところです。
※異常に小さいものや、大きすぎたものは事前に計測から外しました。
大根約200本を洗浄しています
皮は厚めにむいています。今年の大根は姿が綺麗にできました。
今年も、昨年同様40Kgで4樽、4%で塩漬けにしました。太めの大根は縦割りにして太さを平均化してあります。
里芋を掘り起こし、親いもは来年の種芋として地中におさめておきました。
作業の休憩時間は、手入れの行き届いた広大な畑を見ながら命の洗濯をします。
作業終了時のミーティング。沢庵用の練馬大根が現在収穫期を向かえています。スケジュールでは3週間後ですが、それでは間に合わないということで、急遽27日土曜日に収穫、洗浄、天日干しまですることになりました。
収穫した大根の10%くらいはいわゆる規格外として、会員に持ち帰っていただきました。野菊の咲く素敵な西富岡の畑の野良仕事は1時過ぎに終了しました。
参加人数:20名 次回予定:11月27日土曜日 「練馬大根」収穫・洗浄・天日干し 12月4日(土曜日) 米麹の発酵作業(場所:雨岳文庫さん) 12月5日(日曜日) べったらの本漬け作業(場所:西富岡の畑)