10月9日(月・祝日)には第9回「湘南社」民権講座として(元)文部科学事務次官の前川喜平様の講演会が行われました。講演会を主催された雨岳民権の会からの報告を以下に紹介します。。。テーマは『憲法と私たちの暮らし』です。公演会場の伊勢原シティプラザ「ふれあいホール」いっぱいの100名の参加があり、大変好評でした。私たちも励ましと勇気をいただだきました。アンケートは集計中ですが、圧倒的多くの方々が満足という回答で、しかも35%方々が「短い」という答えにびっくりしました。
▼講演者の前川喜平様です。講演に先立ち伊勢原での自由民権活動の場となった「講学会」が置かれた雨岳文庫山口家住宅を訪ねられました。

続きを読む 231011 「湘南社」民権講座のご紹介 →
9月18日(月・祝日)に神奈川減税の会の皆様12名が雨岳文庫を見学に来られました。前半の山口家住宅の見学では雨岳民権の会員といつも主屋案内を担当している案内人がコラボして案内させていただきました。後半は資料館で雨岳民権の会の会員による資料展見学と質疑を行いました。午後2時から5時ごろまで大変熱心な皆さまで、雨岳ガイドの会・民権の会で対応させていただきました。民権の会のからの投稿をHPにUpさせていただきます。
▼横浜や小田原など近郊各地から来訪された皆様方です。

続きを読む 230920 神奈川減税会の皆様が来訪されました。 →
昨日(9/19)から9/23(土)までの土・日曜日に、雨岳文庫山口家住宅・資料館で「この地から海を渡った明治の民権派青年たち」の展示が行われていますが、その中の一つのエピソードを紹介します。第一回官約移民として明治18年にハワイに渡った青年の話しです。山口家8代当主・山口左七郎と交流がありました。ハワイ大学の教授により75頁にも及ぶ劇画で紹介されています。
劇画の名称は『Hamakua Hero: A True Plantation Story』です。ここではその概要を紹介しますが、興味ある方は資料館にお運びいただき説明員からお話をお聞きください。

続きを読む 230821 雨岳民権の会・資料展示エピソードの一つです。 →
雨岳文庫山口家住宅・資料館では本日8/19(土)より雨岳民権の会による資料展が始まりました。9/23(土)が最終日となります。資料展のテーマは「この地から海を渡った明治の民権派青年たち」です。この展示では伊勢原市の小澤家住宅、堀江家住宅との関係や、博物・生物・民俗学者であり森の保全に努めた南方熊楠との関連も語られています。ハワイや米国本土で活躍したこの地の青雲の志をいだいた方々の足跡を辿られてはいかがでしょうか。
▼資料展の行われている雨岳文庫山口家住宅の門前に置かれた看板です。
続きを読む 230819 雨岳民権の会主催の資料展が開始されました。 →
雨岳文庫・山口家住宅・資料館では、8/19(土)から下記期間の土曜日と日曜日に、下記資料展が開催されます。資料展では明治期に此の地からアメリカ本土やハワイに渡った青年達の足跡を紹介しています。私達に余り知られていない、身近な若者たちの足跡を訪ねては如何でしょうか!

主催の雨岳民権の会からの投稿です。
(1)3月24日(金)、「小笠原(おがさわら)東陽(とうよう)と耕餘(こうよ)塾(じゅく)跡」をテーマに藤沢辻堂駅に集合。午前中は学習会。午後から羽鳥地域を歩きました。
参加者は23名。汗をかいて歩きましたが、終了後に雨が降り始めました。
(2)今回は三嘴家住宅跡、耕餘塾跡、一の鳥居、浮世絵館など見学しました。(1~4写真参照)
続きを読む 230330 第7回民権散歩のご紹介です。 →
11/13(日)雨岳文庫山口家住宅にて開催された第8回湘南社民権講座”盲目の民権家・府川謙斎”のご紹介です。一般参加36名、府川謙斎のご子孫9名、スタッフ10名の計55名が集いました。主催された雨岳民権の会の豊からの紹介文と写真5枚による講座の紹介を致します。
平塚出身の民権家・府川謙斎は盲目の民権家として一部では知られていましたが、全貌は全く知られていませんでした。ある時期、突然、神奈川を去り東京へ転居しますが、その後、消息不明となっていました。ところが謙斎は土佐(高知)で民権家として大活躍をし、その後、三重県津市の「津観音」で生涯を閉じていたことがわかりました。このことは、謙斎の子孫・木下蜜運さんの書物で知ることができました。神奈川から忽然と消えてしまった謙斎が今によみがえった感動を覚えました。
今日(11/13)は、謙斎の5名のご子孫が東大阪市・三重県津市・静岡市・東京から参加されました。神奈川で行動を共にした民権家のご子孫、また山口家当主も参加されました。
当時の民権家たちはどう生きていたのでしょうか。現代の私たちに何を語りかけているのでしょうか。ささやかな企画でしたが、多くの方々に支えられて、何とか終えることができました。ありがとうございました。
▼講演は「NPO法人ガチャパンと共に生きる会」の鷹林茂雄様により行われました。
続きを読む 221114 民権講座”盲目の民権家・府川謙斎”のご紹介 →
「自由民権運動ってなんだろう?「憲法」って何だろう?」
今から140年前(明治前期)、全国で国会開設を求める運動や憲法の議論が活発に行われていました。
同じ頃私たちの地域でも「主権トハ何ゾヤ」など憲法論議がさか
んでした。
雨岳文庫には、当時の民権家たちが記した貴重な史「綴」(和紙に書かれた原稿の束) 料が残されていて、その高度な内容におどろきます。
【資料展】 10/8(土)~12/10(土)土・日のみ
10:00~15:00(入館無料)
会場/雨岳文庫資料館
*資料代 100円
【民権講座】11/13(日)“盲目の民権家 府川謙斎の生涯”
13:30(受付 13:00)~15:00
会場/山口家住宅主屋
鷹林茂男(たかばやししげお)さん (NPO 法
ガチャバンとともに生きる会)
*資料代 500円
*定員30名(裏面申し込み先へお願いいたしま
す)
詳しくは、下記をご覧ください。
第4回湘南社自由民権資料展・第8回湘南社民権講座(府川謙斎)


雨岳民権の会では3/27(日)に「武相の民権運動と民権家たち」を訪ねて一般参加者15名とスタッフ7名にてゆかりの深い町田市を歩きました。コロナ禍の中でもありできるだけ参加人数を少なくして実施しました。小田急線鶴川駅で下車、バスで町田市立自由民権へ行き、午前中は学習と常設展の説明を受けました。学芸員のわかりやすく、ユーモアある語り口に引き込まれました。午後から、民権運動家の墓碑、屋敷跡など見学しました。全体が森、池、都市公園として整備されており、多くは民権家たちの所有地や屋敷跡が活用されていました。多摩地域の民権運動と相模野民権運動がネットワークでつながりながら地域的特徴があることも理解できました。天候にも恵まれ、桜満開の下での民権散歩となりました。
① 町田市立自由民権資料館(町田市野津田にあり、民権家・村野常右衛門の所有地跡です)
続きを読む 220405 第6回湘南社民権散歩の報告です。 →
第6回湘南社民権散歩を来年3月に開催します。
事業名 第6回 湘南社 民権散歩「武相の民権運動と民権家たち」
日 時 2022年3月27日(日)9:30~15:20
参加費 700円(資料・保険代含む)
定 員 20名(小雨実施・中止の場合は前日までに連絡します)
詳細は下記


チラシ→【雨岳民権の会】湘南社 民権散歩
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