220423 主屋では鯉のぼりと五月人形が飾られました。

主屋では国登録有形文化財の住宅に相応しく、明治時代と昭和時代中期の鯉のぼりと、昭和時代の五月人形が飾られました。明治時代の真鯉は約3間と大きく丈夫な布に手書きの色付けがされています。緋鯉は本染めの1間半のものです。昭和時代中期の真鯉と緋鯉は黄色が配されているものです。また住宅の奥座敷・書院の間には五月人形が飾られています。横に置かれている桃太郎人形は山口家11代のご当主のものだそうです。共に5月15日(日)まで飾られています。この鯉のぼりの下では、4月30日(土)には「林家たけ平(真打)の落語独演会」が、5月3日(火・祝日)には「せんみ凧作り」が行われます。是非訪ねていただき古の文化に触れてみて下さい。

矢車の下で各時代を物語る真鯉と緋鯉か主屋の大屋根の下でのびのびと泳いでいます。

明治期の緋鯉は瀧のぼりをしたのか、背びれを下にして泳いでいます。
昭和中期の真鯉と緋鯉です。黄色が配され華やかさが増しています。
奥座敷の書院の間の床の間では五月人形が貼付け壁に映えています。左の桃太郎
人形は長く11代当主の成長と健康を祈ってきました。

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