2021年(令和3年)3月14日日曜日快晴でした。前日の13日土曜日に小雨決行としていた椎茸の菌駒打ち、沢庵の樽開け等のスケジュールを、天候回復しそうもないと急遽変更しました。予定を組んでいた方には大変申し訳ありませんでした。
当日は菜の花が畑の一面でイキイキしてました。
東名高速からも富士山がくっきり。今日は会員のお父上も参加です。色々な方が色々な作業の経験を積んで雨岳自然の会をバックアップしてくださるのは大変嬉しいことです。
今年も伊勢原森林組合さんより椎茸の原木を分けていただきました。原木に適した木はクヌギやコナラだそうですが、県内のクヌギは太くなりすぎていて、シイタケ用には県外のものを販売しているそうです。今年は原木51本、菌駒は1500個用意しました。
電ドル4台、トンカチ6本準備万端。9.2Φのシイタケ菌駒専用キリを使用して、1本25〜30駒を打ち込みます。多くの会員がベテランになってきています。
沢庵の樽開けです。昨年末(令和2年12月19日)に、2週間天日干しした大根を塩分濃度3.3%でぬか漬けにして、3ヶ月経過しています。
出来上がった沢庵の総重量は50.5Kgです。干し大根は(A樽35Kg,B樽30Kg)65Kgでしたので、14.5Kgの水分(干し大根の22%重量)が、糠床に移行したようです。匂いもよく、張りもある沢庵に仕上りました!
会員の斎藤さんがご実家栃木の棚田で作付けした天領御城米を雨岳文庫さんでお借りした羽釜と、会員作成の熱源廃材利用のロケットストーブで炊き上げました。牛舎の裏で大きくなった持ち主不明のシイタケを失敬して炭火で焼きました。美味です。
ふっくらと炊き上がった天領御城米はちいちゃなふっくらおひねりになりました。沢庵は、緑の菜の花の葉っぱと、黄色の菜の花、ピンクの河津桜で春を奏でていました。
伊勢原名物、安達養鶏さんの卵の差し入れがありました。炊きたて白飯で『TKG』をなんどもお代りしていた人がいました。
食べる時は十分なディスタンスをとりました。昨年の9月に蒔いた小さな大根の種が半年後に沢庵になって、青空の下、銀シャリと一緒に皆さんの笑顔の元になりました。ありがとうございました。